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琴瀬 那子
2019年2月24日 14:40
哀しみに暮れたもう 涙は出ない霞んだ空を見上げて唇を噛み締めている胸が痛くて身体を抱えた震えているだけ失うということがこの胸を切り裂く僅かな望みさえ無くなってしまうこんな事になるならば私は此処に居なかったのに日が暮れて暗闇の中 震えている捨てられた猫のように怯えている今は誰の手も 取りたくない誰の温もりも要らないただ ひとりでこうして蹲って哀し
2018年12月12日 16:11
古くなった心は何処に仕舞えばいいのだろう新しい心に着替えて もうそれで充分なのにいらないと想った心が 泣いて訴えてくる 「何で、見捨てるの?」 ねえ、何処に隠しておけばいい?こんな心、もう 古くなっているから いらない、いらないんだ泣いたまま、それを ひた隠しにしてさ新しい 明るい心で 生きていきたいんだ ねえ、心に優しくするには どうすればいい?古くても 新しくて