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リーダーに必要なこと = 理念やビジョンを見える化すること
「新R25ワイドショー」というビジネスパーソン向けのお題が出され、その回答を一般人も投稿することができるサービスがあります。
今回、『あなたが“次の首相“に期待することは?』というテーマが出ましたので、それを深掘りしてみたいと思います。
つながりが見えないリーダー
テレビやニュースで報じる日本の政治の施作は、どれも単発で短期的な施作のように感じます。
例えば、インバウンド狙いで外国人観光客を増やすためにIR(統合型リゾート)が必要だとか、新型コロナ対策で給付金などの手続きが諸外国に比べて圧倒的に遅れているためにデジタル庁を新設してDXやペーパーレスを促進すると
いう議論が急遽クローズアップされたり。
政治について不勉強なため認識不足なところもあるだけで、水面下で、以前からいろいろ調査や議論されてきたのだと思います。ただ、世間ではこのような認識で伝わっています。
理念やビジョンを見える化した例
それに対し、分かりやすくワクワクする施作を打ち出した例として、トヨタを挙げたいと思います。
トヨタのスマートシティ構想「Wooven city」は、人・建物・クルマなどが情報でつながり、街全体で管理・監視し最適化する世界を掲げています。
そこに、自動運転、5G、AIなどの産業を育て、暮らしに根付かせるための法案を整備しています。
ビジョン(目的)があり、それを実現するための技術や産業、法律(手段・施作)がある。最初に大風呂敷を広げることでつながりが認識しやすいし、活動に対する理解が深まり、関心が高まるのだと思います。
次世代のリーダーに求めること
そこで、私たちの10〜20年後の暮らしや産業をどうしたいのか、大枠の理念やビジョンを示す首相を期待しています。
近未来の暮らしを見える化した方が、分かりやすいしワクワクします。
きっとそうした近未来像を日本全体で共有していれば、自分たちの日々の行動や仕事に対して、ちょっとでも早く未来像に近づけるよう、一人ひとりが自分の及ぶ範囲内で工夫しようと思えるかなと思います。
そうしたちょっとした意識の高まりの集合体が、明るい未来へ後押しする原動力になるのだと信じています。