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『ママの笑顔最強』説

こんにちは!

今日も育児と仕事に奮闘中のパパセラです!

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さて、今日は『ママの笑顔と子供の発達』についてのお話。

本職である訪問看護でのリハビリテーション業務で、発達障害のお子さんを見させていただく機会が増えてきた。そのため、発達障害や子供の発達について再度勉強している最中なのなが、その中でやはり育児的な視点も必要になってくることも再認識しているところだ。子供がしっかりと発達するためには、ある土台が必要になる。そんな話を今回はしてみたい。

〈子供の脳は真っ白なキャンバス〉

子供の脳はとても敏感だ。生まれてから様々な情報が身体というインターフェースを経由して脳に入り込んでくる。どの経験や感覚も新鮮でストレートに脳にinputされる。子供の脳は様々な情報をキャッチするので、かなり多くのシナプス(神経同士のつながり)が形成される。そのご成長に伴いシナプスは必要なものを厳選して残し、不要なものは減少してくる。これは「刈り込み(インプリンティング)」と呼ばれている。これが起こった後は子供の時ほどのシナプスの増加は見られないということだ。
もし、このシナプスの増加の時期に子供に芳しくない情報が入力されすぎると、社会面や精神面の基盤が整わないまま刈り込みが起こってしまうので、問題行動などを起こしやすいマイナス脳になってしまう。
要するに、子供(特に乳幼児)の頃に入る刺激は、子供の脳を良い方にも悪い方にも影響するということだ。
発達障害は生まれ持って出てくるものもあるが、乳幼児期の不適切な対応によって出現する後天的な要素もある。だからこそ注意しておきたいところだ。

〈子供の脳に必要な条件〉

ではどんな刺激が良いのか、というお話になるのだが、その前に考えておきたいことがある。どんな刺激を入れても子供が情報を入力しやすい環境にないといけないのだ。どんなことが必要になるであろうか。

食事
睡眠
ママの笑顔

この3つだ。
その中でも「ママの笑顔」について考えてみる。

子供は親の感情に敏感である。その中でも表情に関しては感じ取りやすい。特にママの表情は子供の精神面にも影響する。ママの怒りや不安が表情に出ていると、子供の安心感や自信の形成の妨げになってしまう。逆に、ママが日常的に笑顔でいると、子供は安心して物事に取り組むことができ社会性が身につきやすくなる。

〈パパのすべきこと〉

子供の脳の発達のために必要な3つの視点を述べた。
「ママの笑顔」が大事なることは理解できるだろうが、そのためにパパは何ができるだろう。それは、

ママを笑顔にすること

になるだろう。直接的に子供に何かするというわけではなく、ママの状態をコンディショニングすることが大事になる。これは育児をしないということではなく、育児を共有しながら、ママの笑顔を作るということだ。
子供は元々ママのお腹の中で育っているので、子供-ママは周波数的に同期しやすい。しかし、パパは意識的に同期しないといけないので、なかなか骨が折れる。だから、パパはママの周波数が良い状態を保つことができるように接することが必要になる。
育児や家事、やることがてんこ盛りで怒りや不安の感情が多くなると、ママはマイナイス脳になり負のエネルギーを帯びるようになってくる。そうすると、子供にも影響だ出てくる。パパはママの不安や怒りの感情を察知してうまくプラス脳に導いてあげることも大事になるのであろう。

〈家で〇〇の話をしない〉

パパができることは何があるだろう。仕事で疲れて家に帰ってきて、疲れてるのに子供の面倒を見ないといけないのにママにも気を使って大変…と思うパパも多いと思う。そういう時は『〇〇をする』、というよりは「□□をしない」の方が楽に進めることができる。では何を「しない」方が良いのか。それは、

仕事の話をしない

という考えに至った。仕事は楽しいこともあるが、大変なこともある。ストレスも溜まる要因なのでついつい家に帰ってママに話して愚痴を溢すこともあるだろう。そんな話をしていると自ずとママの方にも影響が出てしまう。この時のママの心境は、「ずっと家で会話ができない子供と対峙していて大変なのに、仕事の愚痴を聞かされても…」となっているかもしれない。だから、育児中のママに「仕事が大変だ」という内容の話をするのはできるだけ避けたいところだ。実際に私もこれを始めてからママのイライラの少なくなった実感はある。できるだけ仕事の話を家庭内ですることを避け、ママの状態を良い状態に維持しておきたい。

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今回は「ママの笑顔と子供の発達」について、必要な土台環境とそのためにパパが注意することをまとめてみた。パパにとって「仕事の話をしない」ということは、『仕事の感情を家に持ち込まない』ということだ。だから『仕事は職場で完結できるビジネススキル』が必要になる。育児と仕事を切り離して考えずに、互いに関係していることを念頭において、ママのメンタルヘルスにも気を配っていきたいところだ。『ママを笑顔にする』、それが子供の脳の発達につながっていくのであろう。

ではまた!!

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