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保育園行きしぶりに悩んでいた日々(育休終了、恐怖の復帰)
しばらくのお休みを経てほぼ毎日行けるようになったり、荒れる時期を過ごしてから、またちょっとずつ登園できたりと、いろんな時があった。
救世主は妹の存在
2022年4月私の仕事復帰、娘が保育園入園をしたことをきっかけに、『保育園に行くのは自分だけじゃない』と気づいたのか、毎日登園できるようになった。
前年の行きしぶりに相当悩んでいた自分に伝えたい。その日々が懐かしいと思う日が来るよと。
お迎えに行くと仲良しの友達と走り回って汗だくになって遊んでいたり、年下の子をおどけて笑わせていたり、本人が楽しんで過ごしているのを見て本当に嬉しかった。
運動会の練習など団体行動が苦手なため、不安ではあったが、私の不安が伝染しないように、本人を信じる・期待もせず・根掘り葉掘り聞かず・自然体で過ごすことを心がけた。
そうすると、息子の方から「今日はかけっこゲームバトルをしたんだ」と話してくれた。
どうやら運動会としてではなく、友達と遊びの一つとして取り組んでいるようで、それなら楽しくできるんだと安心した。先生も息子の繊細具合を知ってくれており、【全体でやらなければならないこと】ではなく【みんなでやるゲーム】として、一緒に参加できるよう工夫して声掛けしてくれているようだ。
運動会の本番が近づいてきているが、苦手なことでも好きなことでも、当日行くだけで良いと思っているため、私は気が楽に過ごせる。繊細な息子に対して、まず生きてるだけで素晴らしい、ありがとうと思えるようになったので、それ以上は望まない。いい意味で期待のハードルをぐんと下げ、運動会は会場に行くだけで参加できたねと言ってあげたい。
結果、運動会には楽しく参加することができた!
現在の息子、私のマインド
2023年10月現在。
保育園は日課になり何の疑問もなく行ってくれている。
あんなに苦手だった行事は嫌がることなく難なくこなし、集団行動もできるようになった。
HSCとして、心配性の行動も最近は少なくなり、性格や気質というのは様々変わっていくものなのかもしれないということも感じている。
しかしいまだに月に一度の頻度で行きしぶりがある。
パターンとしては
【連休明け】【寝不足】【朝激しく怒られた】の時に『もう今日は行けない』となる。そんな時、親子間での話し合いではもうどうにもならない。
体も大きくなってきているため担いでいくことは不可能。最終手段として、仕事を休みもしくは在宅勤務に切り替えをして対応している。
息子の以前と変わったところは、その翌日に気分を切り替えてまた登園できるようになったところだ。
私もそれを知ってからは『休みたいとクセがつくのではないか』と心配はなくなり、割り切って2人で一緒に楽しく過ごしている。HSCのママとしての私のマインドは、常に『出来なかったことより、出来たことに目を向ける』ようにしているので、休んでしまったことより、ゆっくり2人で過ごせたのは息子のおかげだねありがとうと感謝を伝えるようにしている。
もちろんいつでもこの対応ができるわけではない。
私にも絶対休めない日がある。そんな時に行きしぶりがあった時は泣きたくなる。朝から玄関で泣いたこともある。
どうにかして保育園の入り口まで引きずって、先生の部屋に預けて出勤した日もあった。
娘のイヤイヤ期
加えて最近は娘のイヤイヤ期のピークで、何をするにも『ヤダ』といって暴れて泣きまくる。手に負えなくて支度が全く進まない、【会社のデスクに座る】までの道のりが遠すぎる。つい怒鳴ってしまうこともあるし、穏やかに対応できることもある。
どちらにしても遅刻である。
自分の支度と家族の朝ごはんの支度と子供の支度、
子供を保育園に預けないと出勤できない自分。
朝自分の支度だけをして軽やかに出勤する夫。
朝が辛ければ辛いほど、夫に対して沸き上がってくる気持ちがある。夫婦の話はまた別の話にするとしよう。
働き方を変えたい
とにかく、同じ時間に毎日出勤する事が難しく、行かなくてはならない日に行けないことの申し訳なさと悔しさに段々とストレスを感じ、通勤中涙が流れる。
必死な思いをして出勤し、遅れたことのお詫び、短い時間の中での仕事のやりくりなど、これ以上働き続けることは難しいと思い始めた。
子供達に寄り添い、自分自身も穏やかに笑顔で過ごすためにはこの働き方を変えなくてはと思い立ち、退職することを決めた。
しかし働くことや人とのつながりは好きなのでこれからも自分らしく人の役に立ち自分も笑顔でいられるような働き方を見つけていきたいと決心した。
こうして行きしぶりが激しかった時期から今までの中で親子共にたくさん成長することができた。息子に向き合うより、寄り添うことを大事にこれからも一緒に乗り越えて行きたいと思う。
またHSCの勉強や夫婦での考え方の違いについては別の記事に話したいと思う。
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