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フェムテックブランドのメンバーが想う、デリケートゾーンケアのこと Chapter:4

みなさま、こんにちは!MelliaのAMIです。

私たち「Melliaメンバーが想うデリケートゾーンケアのことや、アイム ラフロリアのこと」の連載も今回で4回目。
一緒に働いているメンバーのことでも、デリケートゾーンケアに対する想いや背景など今まで知らなかった新たな一面に触れられるところができるので、大好きなnote企画のひとつです。

"性にまつわるはなし"は、自分に対して「ポジティブ/ネガティブ」、「オープン/クローズ」なのか、を知れるものだと思っています。今回は、そんな自分自身を丸裸にしてみたいと思います。


私のデリケートゾーンケアヒストリー

私がデリケートゾーンケアを知ったのは、学生時代に行った「VIO脱毛」がきっかけでした。
当時、VIO脱毛はまだメジャーではなかったのですが、学生時代に流行っていたドラマ「SEX AND THE CITY」で登場した”ブラジリアン・ワックス"。今まで考えたことのなかったケアがアメリカでは一般的なものだということに衝撃を受け、早速VIO脱毛を始めました。

さらに、デリケートゾーン用のソープと出会い、脱毛とほぼ同時にデリケートゾーンケアを始めました。

日常のストレスから解放

専用のソープを使い始めてすぐ「ニオイ」の違いを感じました。
ケアを始めると、それまで当たり前のものだと思っていた生理中の独特のニオイやムレもなくなり、実は気になっていたんだと初めて気づきました。デリケートゾーンのニオイがなくなると、ちょっとしたネガティブポイントがなくなり、解放的に過ごせることを実感しました。

不順すぎる生理

同世代の人と比較すると、早いタイミングでデリケートゾーンケアを始めた方かもしれません。一般的にケアのことが知られる前に興味を持ったのは、学校で教わった生理のしくみと私自身の生理が全く違ったからです。

小学生の頃に始まった生理ですが、当初から生理不順でした。ストレスが子宮に影響しやすい体質だったようで、受験や部活、仕事や人間関係など、ストレスがかかると生理がおやすみモードに。
生理が来ることでの煩わしさがなくなるので、そのころは「ラッキー!」だと思っていました。

でもいつまで経っても安定した周期で生理が来ず、不正出血を繰り返す日々。社会人になって初めて婦人科に行くことにしました。
婦人科での診断は『多嚢胞性卵巣症候群』。卵胞の成⻑が途中で止まり、たくさんの⼩さな卵胞(嚢胞:のうほう)が卵巣内にとどまってしまう病気で、⽉経周期に異常(無月経、希発月経)があらわれ、不妊の原因にもなります。

「将来子供できないかも。女性ホルモンと上手に付き合っていかなきゃなんだ」と確信した日でした。
子供をもつなら出来れば20代産みたいと考えていたので、子供を授かれないかもと知った時は、自身の身体は何かが欠けていると考えてしまい、「女性として生まれてきた意味がないのでは」とかなりショックでした。

ショックを受けてばかりいられないので、少しでも健康でいられるよう、日々基礎体温をつけて、自分のからだの状態をデータで知ることから始めました。
また、生活習慣を見直し、外食が多かった食事をお弁当を作る生活に。
生活のリズムが整い、心とからだが安定することで、苦手だった早起きができるようになったり、肌ツヤがよくなったりなど、いい変化を感じることができました。

ケアのステップアップ

30代に入ってから、デリケートゾーンケアのステップアップをしました。
きっかけは、アイム ラフロリアのアウトバスアイテムとの出会いでした。「清潔にする」という知識はあったので、取り除くケアばかり注目していましたが、「与えるケア」という概念を初めて知り目から鱗でした。

保湿ケアを始めて最初に感じたのは、「自分と丁寧に向き合えている」という感覚。
保湿ケアをするために自分のデリケートゾーンを"見て触れる"ことで、脳の感覚センサーが刺激されたのか、3か月〜半年に1回しか来ていなかった生理が定期的に来るように!

アイム ラフロリアと出会い、デリケートゾーンに対する知識が増えてから、自分のデリケートゾーンを個性として受け入れられるようになりました。ちょっとした変化でも、気付ける、そして行動する意識が芽生え、ベストな状態を保てていられるのかなと思っています。

振り返ると怖い...自己流ケア

ケアをすることでの"ニオイの違い"を感じ、他のケアも試してみることに。ただ自分の知識も乏しく、調べても情報がなかったので自己流ケアをしてしまい、トライアンドエラーの連続。
今振り返ると危ないことも多かったと思います。もしかしたら一生を左右するトラブルを招く原因ともなりかねなかったので、正しい知識を取り入れることが重要だと感じています。

アイム ラフロリアのブランドサイトでは、「Journal」としてデリケートゾーンケアについてなどのコラムを展開しています。
無知だったあの頃の自分に教えてあげたかった!と思う内容もたくさん。個人的に特に参考になったと思った記事と真似しないでほしい自己流ケアをシェアさせてください!

ボディ用の脱色剤でアンダーヘアを脱色する

デリケートゾーンはまぶたよりも薄く、粘膜もありとてもデリケートな部分。例えると、まつげを脱色するようなくらい危ない行為。デリケートゾーンは顔と同じように丁寧に扱って欲しい!

デリケートゾーン専用ソープで膣の中まで洗う

中まで清潔にしなくちゃ!と思って膣の中まで洗ったら、思わず悲鳴をあげるほどしみて痛みが。膣の中まで洗うことで、逆に膣の環境が悪化する原因に。過去のわたしにマストで読んで欲しい!

清涼感のある制汗シートでデリケートゾーンを拭く

脱毛前に清潔にしたいと思いボディ用の制汗シートでデリケートゾーンを拭いたら、ヒリヒリして火照ったような刺激が。肌が薄く、敏感だからちょっとの刺激でも反応。デリケートゾーンの肌にやさしく、本当に安心なものだけを選んで使って欲しい。

デリケートゾーンと向き合うこと=日常=一生=人生

昨年、子宮頸がんの手前の状態である「高度異形成」まで進行していることが発覚しました。
幸いにもすぐに摘出手術をすることができ、経過観察も良好で6ヶ月検診もクリアしています。手術のお陰で悩まされていた生理不順も解消され、私史上一番調子のいい日々を過ごせています。
生理が正常で定期的に来るだけでストレスはかなり軽減され、ホルモンバランスも整っているんだと感じています。

デリケートゾーンの調子がいいと、こころにもいい影響が。
特に、ケアを始めてから「堂々とできている」と感じる瞬間が多くなりました。これは、からだとこころのストレスをダイレクトに影響するデリケートゾーンのケアをすることで、自分のことを理解し受け入れ、大切に扱えるようになり、オープンになれたり一歩前に進めたりできているからだと思っています。
私にとってデリケートゾーンケアは「心のもちようが変わるもの」。大袈裟かもしれませんが、ケアをすると、人生と向き合っている!と感じられます。

女性ホルモンを制するものは、人生を制す!

「女性ホルモンが整っていると、キレイになれる!」そんなことを耳にしたことはありませんか?女性ホルモンって言われてもよくわからないし、正直それって本当なの?と思っていました。

女性ホルモンとは・・・
ホルモンは、カラダの色々な働きを調整する重要な物質。数あるホルモンの中で、女性の卵巣でつくられているのが「女性ホルモン」です。女性ホルモンには「エストロゲン〈卵胞(らんぽう)ホルモン〉」と「プロゲステロン〈黄体(おうたい)ホルモン〉」の2種類があります。エストロゲンには妊娠を準備する機能の他、代謝アップや美肌を促すなど、女性に嬉しい作用も。プロゲステロンは、妊娠の維持といった役割をもっています。

ただ、一般的に女性ホルモンの分泌のピークを迎えると言われている35歳を目前にした今、肌や髪質、体型、生理、病気などの変化を体感し、実はかなり女性ホルモンの影響を受けていると実感しています。

アイム ラフロリアが提案し続けているデリケートゾーンケアは、そんな女性ホルモンをコントロールするための手段のひとつだと私は考えています。

自分だけで抱え込まないように

デリケートゾーンのことは、悩みがあっても打ち明け辛く、また誰に相談したらいいかもわからないことも多いのではないでしょうか。私自身もそうでした。
婦人科への受診はかなりハードルが高く、なかなか受診しませんでした。でも実際に病気が見つかってみて、もし手遅れになっていたら...と思うと、もっと怖くなります。

私のような経験をした人に手を差し伸べられるような場所を作りたいなと感じています。ちょっとした不安や疑問が取り除ける相談相手のような場を提供できるよう奮闘中です!

ホルモンバランスとの付き合い方を知る

30代では手術を経験し、これから、更年期・老年期と年齢を重ねていき、ホルモンバランスの変化がより現れる世代を迎えます。
女性ホルモンという波をどれだけ上手にのりこなしていけるかがカギになりそうなので、不安と同時にとても楽しみでもあります。

デリケートゾーンケアを通して、「女性ホルモンをコントロールして、人生を乗りこなす」同志のような仲間が増えていったらいいなと願ってます。


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