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Journal no.2 in Istanbul

備忘録として毎週1回は更新しようと決めてスタートさせてから2週目の投稿。

この備忘録のタイトルがまだしっくりきていないのだけど、アイディアが閃くまではこのまま続けてみよう。続けることが大切。

♫ Haai in the LAB LDN
Haaiは音楽もスタイルも本当にかっこいい。トライブ系やディスコ、テクノとかトルコのローカルの音楽まで使って、セット毎に全然違う顔があって良い。

この10ヶ月ほど続けていた仕事が先週で終わり、今週は本を読んだり、映画を観たりしてのんびりと過ごした。

わたしのノマドとしてのメインの仕事は、オンラインの英会話スクールでコーチとして生徒に教えること。ノマドを始めたばかりだったからいっぱいいろんな仕事をしたいって経営にいる友達にお話をすると、総務の業務も任せてくれた。この仕事をやりたいというよりも、できそうだからやっているという感じだった。

総務の業務に携わるようになったことで、四六時中仕事のことを考えるようになった。給料は固定制で、自分の価値をどんどん証明すると給料が上がるよって言われたのだけど、低い額しか貰えていない中でそこに時間を割くのがなんだかできなくて、やらないといけないことだけやってたという感じ。

経験もなく、仕事をきちんとできるかも分からない人に対して、大きな額を出すわけがないというのはもちろん分かっている。今思うのは、だからこそ自分が心からやりたいと思える仕事、仕事じゃなくてもやりたいと思えることじゃないと自分は熱量高く続けることができないのだなって思う

まあそれがいろいろあってなくなったのだけど、正直ホッとした。振り返ると10ヶ月も続いていたんだと思った。

せっかく任せてくれたんだから期待に応えなきゃという気持ち、そこまでハマっていない仕事にこんなにエネルギー取られていて良いのかというモヤモヤ、この2つの気持ちを持っている罪悪感とかいろんな気持ちがあった。

今は継続案件をいくつかやっているが、新規は完全にストップ。この春には日本に帰ったり、イギリスのYMSに向けて莫大なお金がかかる時期なのに、仕事がないという状態は全然よろしくない。

ただ、こう完全に先がない状態に陥っていっぱい気づいたことがあった。

幅広く興味もあって、なんでもやってみよう精神のわたしは、仕事の話に対して基本イエスマン。自分の時間やエネルギーは有限で貴重なのだから、その仕事が何に繋がるかを考えて選択してみようと思う。

さらに、気にしすぎる性格のわたしは上手くできなかった後に、相手との関係が気まずくなる。相手がいくら前向きな言葉をかけてくれても、心の内ではどうせそんなこと思っていないと感じてしまうから、人間関係を失ってしまう。正直仕事どうこうというより、これが一番辛い。大切な人を自分のヘマで失う、、

もう失いたくないから、イエスマンをしないことにする。

ちょっと話が逸れるのだけど、この一連の仕事がなくなるきっかけのメールが入ってきたのはパーティの帰り道。ロンドンで最強に楽しいと噂されていたパーティunfoldへ初めて参戦したときの帰り道。噂通りとんでもなく楽しくて、普段だったら1時間で帰れる道を、3時間半もかけて帰りながら、わたしはいったいなにがしたいんだ?って考えた。

死ぬほど楽しかったパーティの帰り道に、クビを覚悟するようなメールが入っていたことでかえって踏ん切りがついていた。

ふと閃いた。
うっすらと頭や心の奥にあったものが顔を出してきた感じ。

ひとつ目は、コンテンツクリエイターとして活動していくためにまずsnsマーケティングの会社に入ること。Instagramのコンテンツ作るのは大好きだからこれはずっとやっていきたい。

ふたつ目は、これはロンドンに行く前からうっすらと思い始めたことだが、本や雑誌っていう媒体が好きだなと。ロンドンでは初めての自作のzineも作った。雑誌を編集したり作ったりすることが好きだから、自分もその分野に携わっていきたいとおもった。

やっとわかった。

大学4年生の時から絶対どこかに就職しなきゃっていうプレッシャーでなんとなく選んできた職。

これがしたいってわけではないけど、まあこれができそうだからやってみよう。だけど心からフィットしてるものではないから、こんなに頑張っても何になるんだっけって思っていた。

29歳にしてやっと、あ、この分野で成長していきたいなと思える方向が見えてきたような気がする。

まだなんにも始まっていないけど、これを選びたいと思える道を見つけることができたことが初めての感覚で嬉しい。

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はるり
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