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「仕事」と「やりたいこと」ーケミカルフェノメノンー

6月からYMSでロンドンに2年間住む。

「ロンドンに住む」ということは、大学生の時から変わらない大きな夢。

4月にビザ申請のために日本に帰ってきたわたしは、ロンドンに行くまでの1ヶ月半の準備期間を小淵沢の友達の家に住まわせてもらった。

この小淵沢の友達というのは、ロンドンの時のフラットメイト。

彼女とはロンドンで2ヶ月フラットをシェアして、その時とっても充実した時間を送れたから、また一緒に生活したいなと思って泊まらせてもらった(thank you♡・ᴗ・)

小淵沢でも、自分自身のことの気づきや、素敵な人たちとの出会い、音楽との出会いがあったから、それを忘れないように、ここに書いておこうと思う。

(🎵朝の自然の中でshabakaを聴きながら散歩するの最高の気分になるんだ〜)


「やろうと思えばできる」は、もうしない!

最近、大切なことを決断をするときの自分の思考パターンに気づいた。

感覚で物事を選択するよりも、頭で考えて物事を選択することが多かったということ。

純粋にこれが好きだからではなく、これをやっておいた方が将来役に立ちそうだからこっちにしよう。みたいな。

かといって、その「将来」にも明確な像があるわけではなく、体裁が良いから、とか、成功している人たちと繋がりそうだからという感じで選択していた。

感情人間なのに、論理的に頭で考えて選択していたから、ふとしたことで気持ちが入らなくなる。

自分が純粋に好き!とかやってみたい!ってことは、将来の大きな目標に繋がりそうにない気がして、選択しないようにしてきた。

それっぽい理由がつけられて、そのもっともらしい理由にちょっぴり興味が惹かれるものを選んでいた。

将来のためにはこれをやっておいた方が結果的に良くなるはずから、それを選択するための適当な理由を付けて、やろうと思えばできるな。

ってマインドで選択していた。

だから、慣れてくると相手から求められる細かなことがすごく嫌になって、気持ちが入らなくなることが多かったのだと思う。


「大きな目標」ってなに!

じゃあ、そのわたしが囚われていた「将来」とか「大きな目標」って一体なんなんだろう。

言ってしまえば、

起業したい。
地元にホステルを作りたい。
世界平和に貢献したい。

とかいうやつ。

社会で活躍している人や、会社で仕事ができる人たちはそういうのがあって、それに向かって進んでいっているのがかっこよく見えて、自分も「大きな目標」を作らなきゃと思っていた。

けど、いくら自己分析やマインドマップとかやってみても、それっぽいものが出てこない。

一方、「小さな」やってみたいことはいくらでも出てきた。

カフェで働く。コスメキッチンで働く。シールームリンで働く。とか。

でも、どれもお金にならないとか、それをやっても将来なにも繋がらないとか、大学出て大手企業入った人がやるようなことじゃないとかなんとかで、選択しないようにした。

「大きな目標」に発展しそうな可能性のあるもの以外は、その時の自分の限られた視野の中で判断して選択しないようにした。

これが、社会人4年目の25歳の時。

新卒でよくわからないまま旅行会社で営業として就職して、その会社で認められようと必死で3年頑張って、4年目にコロナがやってきたタイミング。


ケミカルフェノメノン

小さな頃の憧れの職業ってどんなのがあった?

小学校の頃のわたしの夢は、考古学者、体操のお兄さん、ハリウッド女優、ツアーコンダクター。

学年が上がるにつれて、社会とか現実がより身近になってきたときに、企業に就職するというイメージが全然湧いてこなくなった。

でも、企業に就職すること以外の道が世の中には残されていない気持ちだったので、唯一自分の働くイメージの湧いたJTBに就職した。

旅行好きと英語が使いたいっていうのに一番しっくりくるところだし、企業名も馴染みがあった。選考もスルっと通った。特に頑張って準備とかなく、そのままの自分で入れた感じ。

いざ就職してみて数年は楽しかった。でも、どうしても営業は性に合っておらず、ずっと続けていくというイメージが湧かなかった。

しかも、世界中に行ってみたい場所や、やってみたいことがたくさんある。

けど、会社員だったら年間20日くらいの有給で、お盆と年末年始にしか長期休暇は取れない。

会社員を続けていたら、たくさんのことをやり残したまま人生が終わってしまうような気がした。

わたしは自分のやりたいことに制限がつくのが拒否反応が出るくらい嫌なんだということを痛感して、会社員を辞めて、海外に出た。

その頃、英語を使いたい。海外で生活をしたい。という夢にピッタリで、かつ、なんか大きそうな(?)「在外公館派遣員制度」を弟が紹介してくれた。

それも、旅行会社のノウハウが活かせるし、英語が使える、海外に住める、とか自分にフィットしてたから、試験もスムーズに受かった。

なんか、そんなに必死になって頑張らなくてもいいんですねって感じ。

自分にフィットするものはフィットするんだなって。

こっちが引き寄せようとしなくても、向こうも引き寄せようとしてくれるって感じ。


てか、気づいちゃった!

この文を書きながら気づいたんだけど、これまでのわたしは将来のことを考える時に職業を基準に考えようとしていた。

職業じゃなくて、自分がどういうふうに生活したいかもっと大きな枠で見て見ようと思った時に、譲りたくないのはやっぱり「自由」であること。

それは、

自分の好きな場所に、いたいだけいれること。

てか、それいま思いっきりできてるやん。最高やんけ。

これが脅かされると拒否反応が出るくらい嫌になるから無意識にでもそっちに進んでいたのかな。

満ち足りた状態で過ごしているのに、目の前のはっぴーに気づかずも、もっと大きなことを成し遂げなきゃみたいに思っていたから、生活と仕事が噛み合っていなかったのかなと思う。

新卒の最初の5年間で、民間企業も公的機関も経験できて、今こうフリーに生活できているのはほんと最高だなって思った。


ダンゴムシ!

今思えば、大きな目標を決めてそれに向かって進むタイプが周りにたまたま多かったことで、自分もそうでなければならないと思っていた。

小さなやりたいことはあるけど、大きなことに繋がりそうにないことは選ばないようにしていた。

でも、わたしにはわたしのやり方がある。大きな目標を掲げて、それに向かって進めていくタイプもあれば、目の前の小さなやりたいことをやっていくスタイルもある。

その時々で自分が純粋にやりたいと思う小さな選択を積み重ねることで、見えてくるものもあるのだと思う。

なんだかんだ言いながらも、わたしは小さな頃から将来こうなりたいなと思っていたことはいつの間にか叶っているってことに気づいた。

世界中好きなところに好きなだけいたい。
外国人の友達をたくさん作りたい。
日常に英語がある暮らしをしたい。
ロンドンに住みたい。

次のステップは、その中身を作っていくときだと思っている。

29歳ロンドンに2年間住む!

とっても良い節目に新しい生活ができるって思った。

これからは自分の中にあるものを形にして表現していきたいって思う。

わたしは結構周りに目が入ってしまうと、自分はなにもないみたいな感覚に陥ってしまう。

でも、本当はいっぱいあるんだよな。

あ、そうそう。
ふとしいたけ占いの上半期をみてみた。

自分なりの小さな幸せを大切にできる人は、周りの動きに負けません。

振り返ってみればなんだかんだうまくいくんだから、自分が毎日はっぴーでいられるような小さなことを積み重ねてみようと思った。

よし!やってみよう!◎

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はるり
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