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目覚まし

目覚まし。

私に取っての彼は朝の目である。
つまり、目覚ましというのは目を覚ますのでなく、目が覚ます。
暗い世界を(朝の)目が覚ますのである。

彼一見有難いようで、見ているその世界だけが全てと定義しようとする。だから、時に平等主義者に悪者扱いされる。

そこで対になる夜の目が生まれた。夜の目はそのさりげなさで夜の世界に権利と平等を与えた。

まるで地球のアダムとイブのように。


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