【まくら✖ざぶとん】①④⑦『政治風刺』ラくごップ
えー、苛政は虎よりも猛し、なんてことわざが表すものこそ此度の一席たる前回に続く時事と書いてトキゴトネタ、カウンターカルチャーの先鋒ことラップとあらば政治に迎合なんかせずにしっかり反抗して世論を煽ってなんぼ、マイク握って社会風刺ラップをチェックチェックワンツー。
紅葉を見る時期に風雲急を告げるがごとく紛糾したのは春先の桜を見る会のくだり、地元選挙区の後援者ツアー仕様や都内有名ホテルの前夜祭ディナー費用からはじまって、招待客名簿のシュレッダー廃棄からデータ復元不能に至るまで疑惑が噴出、苦し紛れの言い逃れでしどろもどろの泥沼答弁を追及しきれずのらりくらりとかわされる野党議員はさながら野次郎兵衛。
極め付きは税金で開いた催しに紛れ込んでた反社会的勢力、暴力団と半グレ集団の区別に際して政府のやり方は半グレーどころか推薦者名簿さながらほぼ黒塗り、「パンがないならケーキを食べれば」とばかりに「反社がダメなら定義を変えればいいじゃない」。「反社認定が困難」とする答弁書を閣議決定、マリー・アントワネット顔負けの「マジぃ?手段問わねぇっ」と呆れる国民に有無を言わさず有耶無耶にする力技はもはや伝統芸。
芸能といえば嘘を認めて謝った闇営業芸人は追放されたが嘘を重ねて上塗った病み運営内閣は留任、「正直者が馬鹿を見る」世の中を体現する政府首脳が目指すのが〈美しい国〉だってんだからとんだ笑い種、失敗を頑として認めず何としてでもモミ消そうとする隠蔽体質に漂う腐敗臭、性根が腐れば花が咲かないどころか次代の芽も育たず枯れ朽ちていくだけ、毒草だらけで荒廃した政界の土壌に必要なのは大炎上させての焼畑農業。
オチはもちろんリリック。
与党政治は与太郎たちの与太話
野党政治は野次郎兵衛の野次とばし
改竄しては裁断される公文書
口裏合わせて辻褄合わせど
当日勉強したての答弁
しどろもどろの泥縄国会
うすっぺらなうそっぱちと
申し合せの閣議決定
むかっぱらのやけっぱちで
申し込むか格技決闘
食らえ怒りの政権突き!
与党議員は与太郎たちの与太話
野党政治は野次郎兵衛の野次飛ばし
責任転嫁の繰り返しで八年天下
口裏合わせの辻褄合わせで
のらりくらりとのんべんだらり
ガバメントのガバナンスはもうガバガバ
うすっぺらなうそっぱちと
申し合せの閣議決定
むかっぱらのやけっぱちで
申し込むぞ格技決闘
食らえ怒りの政権突き!
えー、「一字千金」という故事ことわざもありますが、【まくら✖ざぶとん】を〈①⓪⓪⓪文字前後の最も面白い読み物〉にするべく取り敢えず①⓪⓪⓪作を目指して積み上げていく所存、これぞ「千字千金」!以後、お見知りおきを!!