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#自語り 98 夢の中を高速で移動する

12/29の日記
仕事も大掃除も一段落して暇になると人間いらんことを考えるもので急に不安になったり人生を振り返ってみたりするので私は仕事できなくなったらどうなるのか突然不安になりましたね…。忙しくならなきゃ…。

昼間は爪の手入れをして書籍などの整理、少しだけ仕事を進める。カレーを作り食べる。関西に越して来てから豚肉のカレー作ってないんですよね…。何の肉だっていいと思うのよ…。

このあと夜行バスで東京ビッグサイトに向かいます。7年ぶりのコミケ。普通の夜行バスとは違い、チケット争奪戦になるほどのレアな夜行バスなので楽しみです。

最近見た映画まとめ

「Saltburn」:バリー・コーガン主演。エターナルズとダンケルクに出ているんですけど怪演が光る俳優さんです。君の名前で僕を呼んで風のポスターを見てボーズのラブをに期待して騙されて見た人は仲間です。途中までは友情か愛情か…とハラハラするんですけれど、進行するにつれて「聖なる鹿殺しやないか!」となります。ブラックコメディジャンルのバカ映画なので嫌いではないです。感想を見ていたら「ジョジョ一部っぽい」とあり、言いえて妙だなと思いました。

「Cloud」:私は黒沢清監督の作品はハマらないんだぁ…と確信した作品。CUREとかクリーピーとか見てても思ったんですけど「突然出てきたこれは何?!誰?!それからどうなるの…?いや、どうにもならんのかい!!」となってしまいました。他の作品も見てもう少しトライしてみます。

「茶飲友達」:あらすじを見てずっと気になっていた映画で、こんなに社会問題をテーマにした内容だとは。合わない人は最初の15分ぐらいで離脱しそう。高齢社会、ホーム入居問題と毒親、機能不全家族、疑似家族の危うさの2軸に「高齢者×高齢者の風俗があったとしたら」というありそうなリアリティのファンタジーが入っているので見やすくなっているのだと思うけど、見る人によってリアルティラインが高くなったり低くなったりするので見る人に影響されますね。

やっぱり映画の物語の進行の仕方に興味があるんですよね。きれいな映像とかはもちろん見ていて好きなのですが。より自分の好みに忠実な言い方をすると「主人公がいかに破滅していくか、主人公の破滅が大きくなるように異魅力的で個性的な脇役がいるかどうか、彼らがどう振る舞うか」です。現実ではそうそう美しく破滅していかないですからね。フィクションの中だけはキラキラと破滅して欲しいのですよね。これも太宰治「人間失格」を多感な時期に読んだせいです。三島由紀夫「仮面の告白」だったらまた違う人生だったのかな。

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MOIRA|女性フォトグラファー
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