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本格的な「風の時代」の到来ですね

今年は本格的に「風の時代」が来ると言われていて、何が起こるかといえば、ひとつは価値観の変化。

すでに、(正しいかどうかは置いといて)動画でわかるコンテンツが席巻していて、「別にお金払わなくても動画を見ながらやればできるし」みたいなことがもっと増えて来ると思うのです。

だからこそ「お金を払ってでもほしい」と思う人とのニーズマッチのために、自分の価値観も問い直す必要があるんですよね。でないと「以前より売れなくなった、不景気だ」と嘆くことしかできないし。

ただ、テキストで発信されている情報量はすでにハンパないのに、それでも「お金を払ってでもほしい」人が多いのは、逆に情報量が多すぎて選べないからとも言えるわけです。

そこに継続的な動画やSNSでの発信によって「誰が語っているのか」がわかると信頼されやすくなり、紹介と同じくらいの親近感を得るので、代替えをしにくくなる流れが起きます。特にSNSはフィルターバブルによるエコーチェンバーが起きやすいですし。

価値観の変化によって、他にも影響があるかもしれませんが、とりあえずの結論としては「誰から買うか」がより本格的になっていくんでしょうね。もうちょっと具体化すると「(自分を一番満たしてくれる)誰から買うか」になるのかな。

こうやって書いていると、消費者がどんどん「消費」者になることに危機感を覚えるのですが、もしかしたらZやαと言われる若い子たちは自分たちの好奇心を満たす選択をして、中年以上の年寄りは自分たちのこれまでを肯定してくれる選択をするのかも、なんてことを思いました。その肯定が、若い人たちの価値観を否定することはあってはならないはずだけど、無意識のバイアスを自覚しないとならないのがまた。

紅白が世代交代したと話題ですが、私らも老いていることをしっかり認識しないとヤバいなあ、どのように老いていくか、どのように死にたいかを考えていくほうが悔いなく生きられそうだなあと思う次第です。

ということで、今日から仕事初めです( 'ω' )و