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休養学 / スポーツ×ビジネス×健康
年末年始はどのように過ごしますか?
自分は祖父母の家に行き、残りは「休養」します。
友達と初詣に行ったり、夜更かしをしたり、お仕事をしたり…
日頃から疲れがたまっている現代人、特に日本人は休むことの意識が低いと思われます。
「休養」とはなにか?
そんなことを少しだけ…お話ししていきましょう。
さっそくですが、
「休んでも疲れがとれない」「どう休んでいいかわからない」そんな方も多いと思います。
今回は休養学を理解し、実行することでそんな悩みが改善できるかもしれません。
「栄養・運動・休養」は健康づくりの三要素と言われています。
栄養と運動は学校の中でも家庭科や体育で基礎知識の勉強をしますが、
「休養」は勉強の場があまりありません。
栄養や運動と並んで健康維持の要素となる休養を学ぶことも非常に重要になると思われます。
日本リカバリー協会では、10万人規模のインターネットによる大規模な調査を2017年から実施しています。2021年の調査では「疲労をかかえていますか?」というアンケートに「疲れている」と答えた人が8割を超えていました。
2000年に文部科学省の管轄で行われた調査では「疲れている」と回答した人は6割でした。20年間の数字の推移からも疲労を訴える人が年々増え続けていることも感じます。
疲労と疲労感
活動能力が下がることを「疲労」と言い、
活動能力が下がっているなと自覚する、これを「疲労感」と言います。
「休養学」では、疲労は発熱、痛みとともに、病気に繋がる3大生体アラームと位置付けています。疲れを感じることは、体を守るために「休養」が必要なんだよ、という信号なのだということを自覚しましょう。
休養サイクル
休養=睡眠、安静ではない!
多くの人の日常は、①活動(仕事)して②疲労がたまったら③休養(睡眠など)をとり、①の活動に戻るという、三角形のサイクルで回っています。
本来の「休養」とは、文字通り、仕事などの活動を休んで体力や気力などの活力を養うこと。多くの現代人が陥ってしまう三角形のサイクルでは「活力を養う」ことが抜けてしまっています。
そこで薦めたいのが、①活動②疲労③休養、の後に④活力を加えて、①の活動に戻る四角形の循環サイクルです。
なぜなら、活動後に下がった活力を再び上げることで持続可能になるからです。
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休養モデル休養モデルとは、休養を「生理的休養」「心理的休養」「社会的休養」の3つに分類し、それぞれの「休養」ごとに活力を上げるための方法を編み出しました。
その方法は併せて7つあり、効果を上げるために、これらを複合的に採り入れることをお勧めしています。
「生理的休養」
→休息型
活動を中断し、心身を鎮静化し、心身の活力を養う(消極的休養)
→運動型
活動により老廃物の除去や陳列代謝の向上を促す(積極的休養)ことで心身の活力を養う
→栄養型
生体内の生理生化学反応の促進、または消化・吸収活動期間の調整により心身の活動を養う
「心理的休養」
→親交型
人、社会との交流や自然、生き物とのふれあいなどにより心身の活力を養う
→娯楽型
趣味や嗜好を追求することで心身の活力を養う
→造形・想像型
何かを作り出す感覚や概念を巡らす、また表在化させることで心身の活力を養う
「社会的休養」
→転換型
買い物、食事、旅行や部屋の模様替えなど、外部環境を変化させることで心身の活力を養う
例えば、友達と公園でサッカーをする。であれば
サッカーをするので運動型であり、友達との交流もあるので親交型、娯楽型でもあり、場所も変えるので転換型にもなるわけです!
皆さんはどんな休養術がありますか!?
休養をしている!と思っていても休養になっていなかったり、ただ寝ているだけ…になっていることもあるかもしれません。
休養モデルを参考に、一度にたくさんの活力を取り入れてみてください!
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「休養」とは、睡眠をとることだけではありません。
大事なのは
①活動②疲労③休養、の後に④活力を加えて、①の活動に戻る四角形の循環サイクルです。
自分にできる「休養」は何なのか。「活力」は何なのか。
人それぞれの生活リズムがあり、疲労度合いも様々です。
仕事、プライベート、趣味、余暇…
何をするにも健康が必須です!
健康のためになぜ「休養」が大事なのかを理解し実行していくことが皆さんの幸せに繋がるのではないでしょうか。
そして「栄養・運動・休養」健康づくりの三要素を取り入れた場所(施設)を作りたいと思っています!
あなたを疲れから救う「休養学」いかがでしたか?
全ての人に健康で楽しい生活を!
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