情報学/哲学の第二原則

この記事の位置付けは第一原則を参照のこと。

第二原則は、「ある人間は、『すべての情報』を知ることはない」である。

文字通りの意味であり、どこまで詳細な説明が必要だろうか?

人間の人生は有限であり、また、永遠の命を手にしても、ある種の情報は永遠に失われる。西暦853年のマダガスカル島に棲息していたワオキツネザルの糞の質量を正確に知ることは永遠にないだろう。

言い換えれば、「人間が認知しているのは、常に限られた情報である」ということでもある。

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