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野菜よりだんぜん多い肉類の残留農薬 魚の汚染について アレルギー、アトピーの改善方法 

アトピー性皮膚炎では、痒みが伴い耐えきれずに掻いてしまい、症状が悪化することで悩まれている方も多いと思います。

これは、動物タンパクや植物脂などの脂肪、精製炭水化物食品の常用による食習慣で、免疫力が低下し、炎症反応が現れている状態です。

その結果、自然界にある物質、花粉、ほこり、ダニ、動物の毛などや衣類に対してまでも過剰反応を引き起こすことに。



本当に悪循環です。


炎症作用と関連する化学物質は、

PGA2やIL6、CPRなどですが、


それらが体に過剰に生産させる原因になります。


ですので、それらを含む食品をやめることで大きく改善することができます。



下記のものなどは、改善するまでは一切やめてみるのがおすすめです。


肉、卵、牛肉、乳製品、
精製加工食品、トランス脂肪


また、

植物油

も、普段は常用せずに、特別な場合に限ってのみごく少量使用するようにする。


逆に不足しているものを

DHAのサプリメント、ビタミンB12強化食品かサプリメントから摂取する。



炎症作用のある化学物質、PGE 2は、

マヨネーズ、サラダオイル、
フライドポテトやポテトチップスのほか、
揚げ物、炒め物などの植物油


などから身体に吸収されます。


これらは、オメガ6脂肪酸やトランス脂肪です。

ちなみに、ローフードでは、ポテトチップスも揚げずに作ります。

先日収穫したこちらは、トランス脂肪酸なしのローポテトチップスに。


また、私たちに圧倒的に不足しているのが、フラックスシードやクルミ、緑黄色野菜にあるオメガ3脂肪酸です。


そして、このオメガ3脂肪酸なのですが、アレルギー、免疫系の観点からも魚から摂取するのがおすすめできないのです。

青身の魚にはオメガ3脂肪酸の宝庫であることは事実ですが、水銀汚染がひどいため、決してヘルシー食品ではありません。水銀による血栓やフリーラジカル形成のため、血液サラサラ効果は帳消しになってしまい逆に心臓病のリスクを高めてしまうことが最近の研究から明らかになってきました。免疫系を抑制し、ガンのリスクも高まるほか、脳神経障害(学習や運動能力、視力などの障害)を引き起こす可能性もあるため、米国食品医療薬品局は、「妊娠中・授乳中の女性や幼児は、メカジキ、サメ、アマダイ、ヨコシマサワラ、マグロなとは摂取しないように」と警告しています。
ナチュラル・ハイジーン
Q&Aブック 
会報 No.30/2006年4月号


また、子供のアレルギーに関しては、母親が妊娠中や、産後の授乳中にこれらの食品をとったことと密接に関係しているといわれています。

体に必要な栄養素は、果物や野菜、木の実や種子類、豆類、全穀類、海藻、スプラウトなどから十分に摂取でき、適した量を摂っていれば、タンパク質やカルシウム、鉄が不足する心配はありません。

特に子供達には、木の実や種子類、アボカドからヘルシーな脂肪を豊富に摂取するようにします。

下記は参考までに⬇️

(朝食)
⚫︎果物、フラックスシードや木の実
⚫︎果物のあとでオートミールや玄米粥をとっても可
(昼食)
⚫︎サラダ、木の実(または種子類、あるいはアボカド)
 ※ 果物を少々加えても可。
⚫︎サラダ、小麦粉を含まないパンのサンドウィッチ(具は野菜類とアボカド、あるいは豆や豆腐、納豆など)。
(おやつ)ただし子供のみ。
⚫︎バナナ、ドライフルーツを水で戻したもの、スムージー(フラックスシードかゴマや木の実入り)、アボカド、果物などを使うとおいしいお菓子がたくさん作れます。市販のジャンクフードは家に置かないようにします。
(夕食)
⚫︎野菜ジュース(朝食で果物の前に飲むのも可)のあとで、下記を選択。
⚫︎サラダ、玄米(あるいは雑穀類)、豆か豆腐料理、野菜の豊富な味噌汁、緑の温野菜。
⚫︎サラダ、玄米(あるいは雑穀類、お蕎麦、カボチャ、イモ類)、アボカド、煮野菜、緑の温野菜。
⚫︎サラダ、小麦粉を含まないパン、豆と野菜のスープ、緑の温野菜。
ナチュラル・ハイジーン
具体的なメニュー

また、野菜の残留農薬については、

野菜や果物は、オーガニックのものを利用するのがベストですが、それが不可能な場合でも以下のことを知っておいてください。

残留農薬の摂取比率は、環境問題にくわしい「エコロジカル・ダイエット」の著者、ジョン・ロビンスによれば、動物性食品からが9599%だといいます。


これは、動物性食品が食物連鎖の頂点にあるためです。

動物性食品には、

野菜の7.8倍
果物の10.4倍
豆類の10.8倍
穀類の35.1倍


の残留農薬が含まれているといいます。

ベジタリアンの体内の農薬レベルは、平均的な人の1〜2%しかないとされます。また、ベジタリアンの母乳中の残留農薬は、非ベジタリアンの65分の1です。

ということで、野菜の残留農薬を気にするより大切なのは、まずは、動物性食品をやめることなのです。

体内の農薬を速やかに排泄するのに役立つファイトケミカルや食物繊維は、これらの動物性食品にはほぼ含まれていません。



ですが、野菜や果物には豊富にバランスよく含まれているのです。


野菜は果物というのは、自然界のもたらした私たちを助けてくれる特別なものなのです。



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