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秋と乾燥について —— 【十音 暦と湯と身体】第6号完全版

足の裏は世界と身体全体とつながっています。ここでは誰もが裸足。足裏から聴く今日の調子はいかがですか? 明治温泉を選んでくださってありがとうございます。

諏訪のリフレクソロジスト十音(とおん)です。明治温泉のロビーで毎週土曜日にリフレクソロジーをベースにした「足解きセラピー」をしています。

ほどかれる/とかれるのは足のみにあらず。症状をホリスティックに解き明かす物語の薬「五行論」、特に秋の五行的養生について、前号からお伝えしています(ぜひ、noteからアーカイブを購入し明治温泉をサポートしてください!)

今号の暦と季節は、秋分-寒露-霜降にまたがります。温暖化でまだ夏気分だった方もおられるかもしれませんが、私たちの身体はまさに晩秋の気分となっています。この気分には「乾燥」がとても強く影響しています。老化と結びつくあまり身体には歓迎されないように思われますが、今日は御射鹿の湯でゆっくり潤いながら、乾燥について観察してみたいと思います。

一見、青々として成長盛んに見えた自宅(諏訪郡富士見町の標高950メートルぐらい)のきゅうりが夏の終わりを宣言するかのように枯れ始めました。水が吸い上げられなくなるのですね。稲刈りが終わったら茶色くなった蔓を御仕舞しないといけません。
一方、最近参加している、笹原集落にての食用ほおずきの乾燥は実ごとに進みます。収穫どきとなったほおずきのガクは水分を絶たれカサカサとし、軸も黄色ではなく赤みを帯びた薄い茶色(なんとも形容しがたい素敵な色です)となります…

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