ロイエンタール
○ ロイエンタール ( Reuenthal )
地名姓。
ロイエンタール村が由来。
意味: 岩石の多い通れない場所。荒れ地。
実際ロイエンタール村は秘境にあり、橋がかかるまではヴァイルバッハを渡る浅瀬からフォルストベルクを経由しなくては行けなかった。
ロイエンタール村が初めて言及されたのは1248年。 " Ruwendal " の名で記されている。以降、
1528 Rewenthal
1567 Reuethal
1660 Raienthal
1663 Reyenthall
1664 Reuellthal
と5つの別称が見られ、現在の " Reuenthal " に落ち着いた。
初めは古高ドイツ語の " ouwe " 水辺の風景、氾濫原、島、水中 と
" thal " 昔のドイツ語で谷という意味。から来ているのかと思ったけど、調べている内に気づいた。これReuenthal じゃなくて、Rauental (Ruwental) の方だった。
また、"reuen" "thal" に分けた場合、"reuen" は原始ドイツ語 "hrewwaną" 語源の 「後悔する」「反省する」
なので、
「後悔の谷…? いや、まさか…違うだろ?」
ってなって、調べ直した。
岩石の多い通れない場所、荒れ地です。
まぁ、通れないから行って後悔すると言えなくもないよね(笑)
追記
" thal " は、1901年 第2回正書法会議の後 "tal" にされた。語源は祖語ドイツ語 *dalą 由来の古高ドイツ語 "tal"。