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No 039:「小説」愛田洋介が夢を見て奇跡が起こった、その後犬猫の殺処分がゼロに❣?(その5)



洋介のオフイスにPCも入り本格的に活動がスタートした
パソコンに精通しているA君が「ブログ」「Facebook」「インスタ」「X旧Twitter」を駆使してこの会を知ってもらうために情報発信をしている。

自治体の「殺処分ゼロ」を手放しで喜んではいけない・・「人間の都合で不幸になる犬・猫」が抱える「隠れた問題」と言う記事があった。
 
「札幌市」「横浜市」「奈良市」「熊本市」などが「殺処分ゼロ」を実現しているらしい、しかしその裏にはいくつかの「からくり」があると言う。
「治療の見込みがない病気や攻撃性がある等」の犬猫以外は「殺処分ゼロ」だったと言う自治体もある。
自治体によっては1回でも「犬が歯をむき出して唸った」「猫がシャーと威嚇した」だけで攻撃性があると殺処分されることもあるらしい。
野良犬・猫が捕獲された時に唸ったりシャーと威嚇するのは当然、それで
殺処分をして「殺処分ゼロ」を達成しましたとは言って欲しくないです。
勿論、昔に比べると飛躍的に「殺処分」が減っているのは評価したいです。
 
「殺処分ゼロ」を達成しましたと発表しても「民間の動物愛護団体」などの多大な尽力があってこその成果とある。
TVを見ていても猫を100匹程・50匹程保護して飼っていますという人がいます、月々に係る金銭と時間の制約は大変だと察します、犬・猫好きと言うだけで沢山の犬・猫の保護活動は出来ません。

次の様な嬉しい報告もある。
「犬猫の殺処分ゼロ」を目標に掲げる奈良市は、令和5年度に5年連続の殺処分ゼロを達成したと発表した。6月から、野良猫に不妊去勢手術を受けさせる事業の補助上限をなくして全額補助する事業をスタートさせ、6年度以降のゼロ継続を目指す。
人の生活環境を乱す野良猫を増やさないことで、殺処分を減らすのが目的。捕獲した猫が指定の市内13病院で手術を受けた場合、市が手術代を全額補助する。予算枠は1225万円で600匹分を想定している。 これまでは1匹につき1万2千円を上限として、一時的にボランティアが手術代を肩代わりしていた。新制度では、チケット制にしてボランティアの一時負担をなくす。
 
そうすると1匹あたりの補助金は約2万円、しかし予算枠があるので全ての猫の手術を無料というわけにはいかない。

やはり洋介達の活動が必要となる。
犬・猫の保護活動に興味のある方達に向けての会員募集、そしてあちらこちらの動物病院にe-mailを出して協力のお願い。
例えばある動物病院に空きがある時にこの会に病院から連絡をもらったら「何々市の何々動物病院に今空きがありますので手術を受けたい猫を1時間以内に連れていける方は連絡下さい」とメッセージアプリで会員の方に連絡をする方法はどう、早く連絡をくれた方優先で行ってもらう。

「それはいいね、後、以前に言ったとおりこの会が手術代を負担する代わりに依頼主の方と猫ちゃんの手術前と手術の写真提供をお願いするのだけど依頼主さんがスマホ等で写真撮影が出来るかどうか?出来なければどう対処するかも考えなければね」
問題は山積みだけど少しづつ進めて行こう。
 つづく!


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