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リモート演奏をしたい。
こんばんは、hanaです。
最近のおうち時間。
まさに徒然草。
徒然なるままに、日暮らしPCに向かいて…って感じですよね。
noteに投稿することもそのまま、徒然草。
心に浮かぶよしなしごとをそこはかとなく書き作ってしまっていますね。
今日はいつもとは趣向を変えて、私の最近の願望について(?)お話できればと思います。
おうちで音楽したい!
最近のフラストレーションの一番の原因は「ストレスの発散先がない!」ということでしょう。
事実、わたしもほとんど解消法がありません。
実はわたしは3歳の頃からピアノを、12歳からはフルートを始めています。
カラオケも趣味で、大学生の時最大で週8で通っていました…笑
(週8というのは、授業の空きコマに行き、放課後に行く…という頭のおかしいことをしていたことによるものです!)
つまり、音楽は自分のすぐそばにありました。
何かあればすぐカラオケに行き、ピアノを弾き、友人とフルートでアンサンブルを、吹奏楽を楽しむ…といった形で。
しかし、社会人になり、ほとんど一人暮らしのような環境下になったことで一つの問題に直面しました。
楽器が吹けない!
自宅にピアノが無い!!
音楽は聞く専になるしか無い!!!
挙句の果てには、緊急事態宣言でコロナの温床であるカラオケはもちろんクローズ…。
本当に困りました。
自分で表現するという方法は、文字通り「文字」しかありません。
溜まっていくのは、知識と、フラストレーションと、そして脂肪…。
悲しい一ヶ月になってしまいました。
リモート演奏ブーム。
そんな中で登場したのが、「うちで踊ろう」を始めとするYoutubeでの歌の発信。
昔からニコニコ動画を火付けに「歌ってみた」や「踊ってみた」といった動画はある一定の層に支持を得られていましたがここに来てさらに日の目を見た形となりました。
涼宮ハルヒの憂鬱の声優陣による「ハレ晴レユカイ」や、レミゼキャストの「民衆の歌」をはじめ、多数の動画をこの1ヶ月間で見ることができます。
これらで一番感銘を受けたのは、リモートによる合奏・合唱形態による動画です。
多重録音動画であればこれまでたくさんの人からも見ることができます。
もちろん規定テンポでメトロノームやら伴奏をカチカチさせながら演奏したのかもしれません。
それでもその難易度は高く、何より人のコストもすごいものです。
極めつけは、この新日本フィルの『パプリカ』でしょうか…。
テレワーク演奏の中でもかなりのレベルの作品だと思います。
もちろん演奏者のみなさんがプロってこともさておき、オケへの編曲、企画、指示、そしてアンサンブル力…。
本当に「すごい」の一言につきます。
…いえ、そんなことを全部おいてでも言いたいことがあります。
自宅、楽器OKなの羨ましすぎませんか??
思いっきり歌って平気な場所あるの???
派手に踊ってしまってマンションだったらうるさがられないかしら…。
ご近所迷惑も心配のない世界に行きたい…。
というのが本音です。
私もリモート演奏に挑戦したいのです!
でも制約が多すぎて、何もできずにこの期間は終わりそうです。
おかげで楽器の技術が落ちてしまっている気がして本当に心配です。
…閑話休題。
私の話はこれまでにしましょう。
たかがおうち時間、されどおうち時間。
新日本フィルのことを例に上げましたが、吹奏楽団やオーケストラは集団芸術であり、個人的には「3密の最終形態」だと思います。
密集し、密閉空間であり、間近でブレス(呼吸)のやり取りがある…。
この期間で最も活動を断念せざるを得ない集団です。
事実、私が企画メンバーとして参加している吹奏楽団は今年度の演奏会自体を断念する運びとなりました。
【演奏会延期のお知らせ】
— 𝙄𝙧𝙞𝙨 𝙒𝙞𝙣𝙙 𝙊𝙧𝙘𝙝𝙚𝙨𝙩𝙧𝙖 旧𝐒𝐨𝐩𝐡𝐢𝐚 (@sophiawindo) April 29, 2020
2020 年 10 月 10 日(土)開催予定の第 1 回 IWO 演奏会は【延期】させていただきます。
また今回の決定に伴いまして、団員募集につきましては【一旦停止】させていただきます。
今後ともIris Wind Orchestraをよろしくお願いいたします。
それなのにも関わらず、リモートでの演奏を実現させたことは大きな価値といえるでしょう。
そして家族とともにありながら、音楽を楽しむことが出来る環境が羨ましく、そして「文化」は終わらないということを確信します。
まずは一人で演奏する・歌う・踊るところからでも良いのです。
それを他者とまた共有し、共感できること。
そして、それらに喜びを見出すことが出来ることで、私は「生きている」という実感をすることが出来るのではないか、と感じます。
今だからこそ、仕事か、おうちか。となる二択の中に少しでも安らぎを持って生きていきたいと思います。
そして、コロナが終息したとしても、人と喜びを共有していけることを祈っています。
嗚呼、それにしても…はやく楽器ふきたいなあ。
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