スーパー銭湯雑感
スーパー銭湯が好きだ。
温浴効果でリラックスすることができ、そこそこ美味しい食事をいただくことができ、昼寝までできる。
ただ、最近、施設を選ぶ際、注意点があることに気が付いた。
お風呂に入って食事して帰るだけなら、入浴料と食事の代金を払えばよし。休憩室、岩盤浴、漫画を読みたいなら、追加料金で1,000円ぐらい払うところがある。つまり、2,000円ぐらいで、1日暇をつぶせる施設が都内にはいくつかある。
ある日、温泉に浸かり、眠たくなったので、追加料金を支払い、休憩室を使うことにした。休憩室といっても巨大なフロアで、ベッドやテント、洞穴のような寝床があって、わくわくしたのだが、どうにもこうにもうるさい。子どもがうるさいのではない。十代後半と二十代前半の若者がうるさいのだ。まるで猿の館にいるような気分になった。
中年の猿としては、若い猿のふるまいや嬌声がなかなか耐えがたい。
もう、2,000円のテーマパークとかに行ってはいけない。行ったおまえが間違っているんだよ、と帰り道に思った。
入館料だけで3,000円を超える水道橋のLaQua(ラクーア)はこんなにうるさくない。女性専用の休憩室もあるので、泥のように眠ることができる。疲れた女たちの気怠い雰囲気が漂っており、落ち着いたことを覚えている。
年相応というのは大事なのだ、と改めて認識した。
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