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2023年の誕生日の覚え書き

好むと好まざるとに関わらず、毎年、誕生日はやって来る。また一つ年を取った。

家族とは絶縁状態で、友達もいないので、自ら誕生日を祝うしかない。実際、寿ぐ気持ちは、ほとんどないのだが、区切りとして楽しもう、という気分だった。

今年の誕生日は、セルフケア的な行動をしていたので、書き留めておきたい。

1.新しい服を買う

5~6年着ているシャツなどを断捨離して、無印とユニクロで新しいシャツを買った。エアリズムなども買い替えた。なんちゅう安い買い物だと自分でも思うが、着るのにためらう服は要らない。1万円のワンピースを何年も着るのではなく、3,000円のワンピースを1年着倒して捨てる方が、今の時代に合っているような気がする。あと帽子と日傘もほしいのだけれど、まだ悩んでいる。

2.防災袋を作る

2023年に入ってから、本当に地震が多い。なので、防災バッグを作った。自宅にあるものも結構使えるので、防災セットは買わなかった。足りないものは100均やドラッグストアで買い揃えた。

・水(500mlを2本)
・ゼリー飲料
・ビスケット
・わりばし、プラスチックのスプーン
・下着、服、靴、タオル、ハンカチ(これは捨てる予定だったものを再利用)
・絆創膏
・頭痛薬
・簡易トイレ
・着火剤
・ウェットティッシュ
・メモ帳
・ボールペン
・5リットルの水を入れられるコンテナ袋
・ソーイングセット
・軍手

あとは電池、懐中電灯、携帯ラジオ、ハンドクリームなどだろうか。すでに袋はパンパンである。気休め的なものではあるし、人様になるべく迷惑をかけないように準備しているようなところもある。使う機会がなければないに越したことはない。自宅備蓄用の水と保存食も用意せねば。

3.ミキサーを購入する

すでにバナナジュースを3回も飲んでいる。後悔はない。これから、ミキサーライフをさらに充実させていくつもりである。

4.ファミレスに行く

わたしはデニーズ、ロイヤルホストのアプリ会員である。誕生日月に、デニーズは20%OFFクーポンと誕生日デザート、ロイホも20%OFFクーポンをくれる。

誰も祝ってくれないなら、巨大資本に祝ってもらえばよい、と思い、デニーズとロイヤルホストに祝ってもらうことにした。

デニーズのお誕生日パンケーキ

デニーズのお誕生日デザートが立派で驚いた。味もおいしかった。これが無料というのは太っ腹。食事のセットと一緒に注文した。後日、20%OFFクーポンを使うためにも行ったので、今月はデニーズに2回も行っている。これはまんまとマーケティングの罠にハマってしまっている。(実際、自ら網にかかりに行っているのだけれど)

ロイヤルホストのモーニングセット

ロイヤルホストのモーニングは、これにオニオングラタンスープとサラダまで付いて1,000円。ドリンクバーもつけて、土曜日の朝に、読書までできたので結構満足度は高い。

5.ちょっと考えたこと

目標とまでは言えないが、ちょっと考えたこともある。

本を読むときは、必ず付箋を持って読むこと。そうでないと、最初に読んだときの新鮮な感覚と感動を忘れてしまうから。二度目に読むときは、状況が異なり、気分が変わってしまっているので、自分に刺さった個所を思い出せないことが増えてきた。

次にアウトプットのスピードを上げていくこと。noteもそうだし、それ以外のことも、アイデアが浮かんでそれをメモしておいたのに、後日見ると、「これ何だろう?」ということが増えてしまった。鉄は熱いうちに打たないと、本当にダメなのだ。初期衝動も長持ちしないので、さっさとやらないと雲散霧消してしまう。

まあ、「老い」が原因だよね。ただ、そのおかげで、根に持つパワーも弱くなってきた。ムカつくことがあっても、「末代まで呪い殺してやる」とかあまり思わなくなってきた。(我ながら物騒である笑)

年を取るってのは、自分の思念が薄まり、怨念のキープも難しくなっていく、ということなのかもしれない。希死念慮のようなものも、以前より、かなり遠ざかっている。それは自分は人より頑張ったとか、あの人より報われてもいいはずだとか、ここのところ、あまり考えなくなった、ということが一因だと思う。勝手に剥奪されているような気分にならないように気を付けている。もう本当、世の中のすべては偶然で、運次第。わたしの努力ごときで何とかなるものではない、という諦念がある。そもそも、誰かと比較したり、競争するような環境でない、ということもある。もし、何かがうまくいったとしても、それは単なるラッキーだったと今は言える。

そして、あるとき、わたしにとっての人生とは、「知らないことを知っていく旅なのだな」と、ふと思った。昨日まで知らなかったことを知った「今日」は、かなり満足度が高いし、喜びも大きい。もちろん、アウトプットして、何かを残すことも大事なのだけれど、それも良いインプットがなければ成立しない。だから、良いインプットをするためには、時間もお金もケチケチせずに散財していきたいと思う。多少の失敗には目をつぶろう。

そんなことを考えていた今年の「お誕生日」だった。

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佐藤芽衣
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!