家事セラピー
毎日、家事で忙しい人が読んだら、憤慨するかもしれないが、家事をすることは、癒しになると実感した。
ベッドの中で、うだうだしていたら、だんだん腰が痛くなってきた。
頭痛も慢性化しつつあり、買い物に行くだけで、ぐったり疲れる。
寝転がりながら、「断捨離」「ミニマリスト」「片付け」などのキーワードで、Amazonのprime readingで読める本やtwitterのつぶやきなどを読み、モチベーションを高めてから始めた。
急にやる気を出すと疲れるので、ゆっくりやった。
片付けの本には、「決まった範囲から始めるとよい」と書いてあったので、その通りにやってみた。
まず、台所の水切りかごに置きっぱなしになっていた弁当箱、水筒、タッパーなどを戸棚に収納した。
その戸棚に収納してあった紙袋の束を二枚程度残して、あとはすべて捨てた。
使わないスプーンやフォーク、コップ、空の瓶、プラスチックの調理道具なども捨てた。
プラスチックに金具がついており、捨てるに捨てられなかったものも、工具を使って解体して、捨てた。
冷蔵庫に行き、無駄に取っておいたプラスチックのスプーンや醤油、食べない佃煮なども捨てた。
くたくたになった下着や、書けない水性ペン、使わない色鉛筆なども捨てた。
(わたしは散財はしないのだけれど、仕事で使うことを口実に無駄に文房具を買ってしまう癖がある)
詰め替え用の洗剤なども、詰められるだけ容器に注ぎ、空になったものは捨てた。
それから、炊飯器で白菜と豚肉の煮物を作った。(ただ、食材を切るだけの簡素な料理である)
すると、心なしか、頭がすっきりしているような気がしてきた。
手を動かす、体を動かす、というのは本当に大事。
別に自己陶酔型ではないのだが、悲しみと疲労感にどっぷり浸かり、余計に疲れる始末である。
セルフケアの一環として、生活を整えてから、転職に備えたい。