「老害」が生まれる日
昨今、よく耳にするようになった言葉のひとつに「老害」がある。
わたしは2023年の1月から新しい会社に勤め始めた。ベンチャーといっても差し支えないぐらい新しい組織で、勤めている人たちも総じて若い。
サークルノリっぽい、友達同士が働いているような会話が繰り広げられているので当初は面食らった。違和感を覚えているのだが、これってわたしが年を取った証拠であるような気もするのだ。
わいわいがやがや楽しく仕事をして何が悪いのだろう。ため口で仕事をしたところで、何も問題はない。(まあ、現場に経営陣が来ないことや管理職がいない時間があることが原因だと思われる)
そして日本の規律って、戦時中の日本軍の名残りでもあったりするので、そんなものを後生大事にする必要はない、ということもわかっている。
「我こそは老害なり!」と堂々と若者の仕事を妨げるほどの気概はない。わたしのこれまでのやり方は、きっと通用しないのだ。時代はどんどん変わっていく。老いては子に従え。若い人のやることに文句は言わず、その変化を受け容れていくしかない。流されてしまった方がよいこともある。
ただ、受け入れがたいのも事実で、その文化に馴染めないし、それに慣れたくない、という自分がいるのも事実。なんか老害っぽいよね笑
やっぱり、去るべきはわたしの方なのだろうな、というのが現段階での結論である。
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