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朝からひき肉を床にぶちまける

数日前、めずらしく出勤前に料理をしようとしていた。お弁当作り。小分けにしたひき肉を冷蔵庫の上に置いたのに、その冷蔵庫のドアを開けてしまい、皿ごと落下。ひき肉が部屋に飛び散る。

あまりにショックで、怒りや苛立ちより先に、自分は疲れているのだ、という自覚がやってきた。

しかも、ひき肉は家具の下にも飛び散っており、小さなほうきで、必死に掻き出す。生臭くなると嫌なので、マイペットを噴射して、拭き掃除までする。

朝の超絶忙しい時間に、ものすごいロスタイムとなった。

年度末かつ、季節の変わり目で体調不良もあるのだろう。

実はトラッカーのFitbit Charge6を使い始め、ここ数日、エナジースコアが「1」だった。驚くなかれ。最大スコアは100なのだという。どんだけ、エネルギーがないのだ。まあ、誤差みたいなものだと甘く見ていたわたしが甘かった。本当に疲れているようである。

noteの更新も滞り、体調を整えることに専心するしかなかった。

そんな体調のせいか、同僚の仕事の仕方が無駄に気になったりもした。それ、今やること? 優先順位低くない? とか何度も思ってしまった。おそらく、疲れていると、寛容さが失われ、自分の期待と異なる行動をする他人がノイズになるのだ。

昔の職場の同僚男性のことが、ふと頭をかすめた。小姑のように同僚たちを監視し、時には同僚の会話をiPhoneで録音したりして、上司に「彼らが仕事をサボっている!」と告げ口する、変な人だった。彼は自分以外の人間は仕事をしない、という不思議な性悪説で、周囲を見ており、その彼を見ていたわたしは「あんたは経営者じゃないんだから、あんたにとやかく言われる筋合いはないよ」と思っていた。そう思っていたにも関わらず、頭が働かなくなると、彼のような自分本位な思考になってしまうのだ。

そのうえ、ひき肉をぶちまけて、食材を駄目にする始末。

周囲の行動にやきもきしたり、ミスが増えたり、他人の会話をうるさく感じたら、疲れている、ということなのだな。ちゃんと休まないとね。

花粉症はひどいし、春のなまぬるい気温は憂鬱を呼ぶ。春は気分が落ちる人も多い、というので気を付けていきたい。


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佐藤芽衣
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