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#映画感想文

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映画感想文です。備忘録です。分析的な批評はなく、ネタバレしています。
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2022年9月の記事一覧

#映画感想文174『スティル・ウォーター』(2021)の感想

映画『スティル・ウォーター(原題:Stillwater)』をAmazon Primeの配信で観た。 監督・脚本は…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文173『秘密の森の、その向こう』(2021)

映画『秘密の森の、その向こう(原題:Petite maman)』を映画館で観てきた。監督・脚本はセリ…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文172『LAMB/ラム』(2021)

映画『LAMB/ラム(原題:Lamb)』(2021)を映画館で見てきた。 監督・脚本は、バルディミール…

佐藤芽衣
2年前
31

#映画感想文171『3つの鍵』(2021)

映画『3つの鍵(原題:Tre piani)』を映画館で見てきた。 監督・脚本はナンニ・モレッティ、2…

佐藤芽衣
2年前
9

#映画感想文170『女神の継承』(2021)

映画『女神の継承(原題:The Medium)』を映画館で観てきた。 ナ・ホンジンが原案・製作で、…

佐藤芽衣
2年前
6

#映画感想文169『人質 韓国トップスター誘拐事件』(2021)

映画『人質 韓国トップスター誘拐事件(原題:Hostage: Missing Celebrity)』を映画館で観てき…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文168『地下室のヘンな穴』(2022)

映画『地下室のヘンな穴(原題:Incroyable mais vrai)』を映画館で観てきた。 監督・脚本はカンタン・デュピュー、2022年製作、74分、フランス・ベルギー合作映画である。 中年夫婦が念願の一戸建てを購入する。二人が買った家の地下室には穴がある。その穴の中に入ると、「時間が12時間進み、肉体が3日分若返る」のだという。 夫は懐疑的であまり興味を持たないが、妻の方は興味を持ち、どんどん若返りに執着していく。夫は生活を維持し、家のローンを払うためにも働く必要

#映画感想文167『ブレット・トレイン』(2022)

映画『ブレット・トレイン(原題:Bullet Train)』を映画館で観てきた。 1回目は普通のスク…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文166『セイント・フランシス』(2019)

映画『セイント・フランシス(原題:Saint Frances)』を映画館で観てきた。 監督はアレック…

佐藤芽衣
2年前
6

#映画感想文165『NOPE/ノープ』(2022)

映画『NOPE/ノープ』を映画館で観てきた。監督はジョーダン・ピール、2022年製作、131分のアメ…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文164『偶然と想像』(2021)

映画『偶然と想像(英語タイトル:Wheel of Fortune and Fantasy)』を映画館で観てきた。 監…

佐藤芽衣
2年前
9

#映画感想文163『神々の山嶺』(2021)

映画『神々の山嶺(原題:Le sommet des dieux)』を映画館で観てきた。 監督はパトリック・イ…

佐藤芽衣
2年前
9

#映画感想文162 『プアン/友だちと呼ばせて』(2021)

映画『プアン/友だちと呼ばせて(原題:One for the Road)』を映画館で観てきた。 監督・脚本…

佐藤芽衣
2年前
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#映画感想文161 『サバカン SABAKAN』(2022)

映画『サバカン SABAKAN』を映画館で観てきた。 監督・脚本は金沢知樹、舞台は長崎、1980年代の子どもたちのひと夏が描かれている。2022年製作、96分の日本映画である。 正直、映画的なカタルシスは何もなかった。何というか、長崎独特の田舎の因習のようなものが、まったく描かれていないので、風景が長崎でなければ長崎であることがまったくわからないような映画であった。ただ、長崎の風景は、空、海、山はどれも美しく、脚本のまずさをすべてカバーしているようなところがあり、長崎のプ