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説明書の文字サイズや行間などを、統計してみた :ゲームのルールの伝言ゲーム

こちらはアナログゲームマガジンの連載ゲームのルールの伝言ゲームの16回目、本文途中から有料となります。文字数は約2,500字+図表やグラフです。


はじめに

アナログゲームなどのデザイナー、別府さいさんが、とても役に立つツイートをしていました。

プロ目線のアドバイスです。とても参考になりました。

さて、前回に続いて文字の話です。
今回は、行間(行と行の間のスキマ)などについて、再度紙の説明書を使って計測してみました。

前回の記事はこちらです。
必要に応じて、今回使う用語である、字間、詰め打ち、行間の解説をご確認ください。

対象は、紙の説明書、80部です。
前回から40部追加しました。
説明書の制作者・会社等があまり重複しないようにしています。

新たに調べた情報や数値

今回新たに確認したのは、全て、ルールの主要な文(本文)の文字についてです。
見出しや補足の文字よりも、読みやすさに直結しそうであるためです。

①字間

文字と文字の間が、ベタ(打ち込んだままの文字間サイズ)なのか、それとも文字同士のスキマを削っているか、です。

②行間は文字の高さの何倍か

行と行の間が、文字の高さの何倍あるか、です。間隔を何ミリではなく倍で計測しているのは、読みやすい行間は、文字の大きさに比例して変わるためです。

③文字の背景色

④文字の背景に柄があるか

⑤文字の色

③~⑤はいずれも、文字自体ではなく、その周辺のデザインが「読みやすさ」に影響していると考えているため、調べました。
何種類もある場合、主な色や柄を挙げています。

⑥コメント追記

●結果はこうなりました

いつもの通り、表にまとめました。

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