その文字、パッと見、見やすいですか?:ゲームのルールの伝言ゲーム
こちらはアナログゲームマガジンの連載「ゲームのルールの伝言ゲーム」の17回目、本文途中から有料となります。文字数は約3,900字+画像です。
はじめに
7月24日、テクニカルライティング検定を受けてきました。
テクニカルライティングとは、取扱説明書やビジネスメールを含む「実用文」を、いかにわかりやすく・読みやすくするかの技術です。
受けるにあたって読んだ公式テキストが、万人に役立つ面白さでした。参考書籍や国文法に派生して色々読んだ上で、肝心の試験対策はあまりせずに臨んだところ、かなりの問題文量と記述量に時間切れ。あなどっていました。
試験の結果はどうあれ、勉強して良かったです。
テクニカルライティングの詳細については、またいずれ。
さて、前回・前々回は、説明書の文字について、集計し、統計してみました。これらを読むと、フォントや行間などについての、ベターな数値設定が見えてくることでしょう。
今回は、補足としての「論より証拠」回です。
ビジュアルで、見比べてみたいと思います。
例にするテキストは、以前のお絵かき回で自作したルール文です。
●文字サイズ
文字サイズ(ポイント)が1ずつ違うと、見え方がどう違うのか。
左上から順に、5、6、7、8、9、10ポイント、1刻みです。
前回、計測の結果、平均の文字サイズは8.4ポイントでした。
紙面の都合上、なかなか大きさを確保できないとは思いますが、
当然ながら大きい方が見やすいです。
●字間の広さ
文字と文字の、ヨコの間をどれぐらい広げると良いのか。
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