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IMMERSIVE JOURNEY 『Horizon of Khufu』
来る12月1日に横浜はアソビル3Fに大型XRエンタテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY」がいよいよオープン。一足先にクラファン支援者特典にて『Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)』先行体験にお邪魔してきた。
「IMMERSIVE JOURNEY」とは?
国内最大級の大型XRエンタテインメント施設で、広い空間を自分の足で自由に歩き回りながら、異世界を旅するかのような没入体験を味わえます。
最新のVR技術と約1,000㎡の空間で、来場者はヘッドマウントディスプレイを装着し、壁や床に描かれているマーカーによって体験者同士が互いを認識できるようになっています。最大同時体験人数は75名。「みんなで」「行きたいときに」「次々と新しい作品を」楽しめるこの施設では、時代や場所の制約を超え、これまでにないスケール感でXRコンテンツを楽しめます。
まさか、娘を連れて遊びに行く近所のアソビルにXR体験施設ができる日がくるなんて。しかも、運営は我らがCinemaLeap社。小田急電鉄と共催で日本初のXRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival」を開催する、いわば世界中のXRコンテンツ・体験に精通した目利きによる仕掛けである。
コロナ禍でだいぶロケーションVR施設は閉じてしまったが、反撃の狼煙がまさかの所から上がったという感じ。あまりにまさか過ぎて、実際に行くまでは本当にあるのか?と疑ってすらいた(爆)のだが、立派な施設が本当にできていた。
しかも気合十分なわけだから、応援せずにはいられない。
先行体験会とグランドオープンに向けて準備が進行中です!✨ 横浜会場には、皆様に体験いただく「VIVE Focus 3」がなんと120台到着!
— IMMERSIVE JOURNEY-XRエンタテインメント施設- (@Immersive_J) October 30, 2024
会場内にはマーカーもびっしり貼られ、あとは柱を残すのみです。いよいよ完成間近!#ViveFocus #XR #VR
クラファンページはこちら▼https://t.co/UJNk0CEGoE pic.twitter.com/9DG86v8pjD
![](https://assets.st-note.com/img/1732817853-soyftK096SUFzQiWveEJH4Dl.jpg?width=1200)
『Horizon of Khufu』とは
そして、その「IMMERSIVE JOURNEY」 が日本に届ける記念すべき第1弾作品がこの『Horizon of Khufu』である。
開館第1弾作品となる「Horizon of Khufu」は、4500年前の古代エジプトを舞台にしたクフ王とピラミッドにまつわる作品です。時空の制約から解放された冒険者たちは、ピラミッドの頂上からギザ、カイロを望み、「太陽の船」でナイル川を航行、ピラミッド内を探検し、4500年前の古代エジプト人の神聖な儀式にたどり着きます。
これまで世界10都市以上で100万人を超える動員を記録した本作品は、今回が日本初上陸となります。作品内では声優のファイルーズあいさんがエジプト学者でストーリーのガイド役を務めるモナとして、沢城みゆきさんはピラミッド内に現れる猫の女神・バステト役として登場します。豪華声優陣と共に、古代エジプトへの壮大な冒険を是非お楽しみください。
フランス・Excurio社がハーバード大学教授の監修をうけて製作。日本語訳に関しては日本エジプト考古学の第一人者である吉村作治先生による監修。ということで第1弾にしてこの布陣。す、すごいよ大橋さん(泣)
体験時間はおよそ45分(ヘッドマウントディスプレイの着脱や説明等に別途15分程度)。まさに「IMMERSIVE JOURNEY」 という名にふさわしい、時空を超えためくるめくエジプト旅行がここに待っていた。
自分は実際にエジプトに行ったことがあるものの、今回の体験を通じて自分が何も分かっていなかったことに気づいた。実際に行くよりもエジプトが分かる、というのがExcurioが提唱する"A new standard in cultural entertainment"だろうし、この体験を通じてエジプトに行ってみたくなる人もきっと多かろう。
フリーロームVRの運営システム
また、驚くべきはこの運営システムというべきか、客さばきの部分。
てっきり体験開始時間は厳密に決まっていて、その体験回ごとにユーザーはグループとして体験するものと思っていたがそうではなかった。この『Horizon of Khufu』では体験は来た順番に順次スタートする。そのため、開始時間に応じてそれぞれ違う場面を体験しているユーザーがフィールドに広がっていることになるが、その存在を同期させることで、ユーザーが移動時にぶつかることはないという考え方で組まれている。
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また、暗転によって視点や立ち位置の調整が都度なされることで、ただでさえ広大な敷地がより有効活用できるようにもなっており、歩き回っている感覚、探検している感覚は強い。体験終了時には、終了場所が表示され、そこまで歩いて移動するとすぐにスタッフの方がヘッドセットを外してくださるその運営フローにも静かに感動した。
今後へのさらなる期待
この仕組みをどう応用して、新たな体験を作ることができるか?日本のクリエイターにも是非考えていただき、「IMMERSIVE JOURNEY」 から世界に発信できるようなコンテンツが誕生するようになると素晴らしい。というような会話をCinemaLeap大橋さんと実際にさせて頂いたが、今後にますます期待である。
2025年にはさらなる海外人気コンテンツをラインナップ予定です。
Excurioにしても面白そうな作品がまだ他にもある様子。世界のコンテンツに触れられる機会ができるだけでも、ありがたいことです。