遂に完結! 超個人的マイベスト映画 2024!! ベスト10発表!!
遂に完結。
40位から読んでいただいた方はきっと
涙なしには読めません。。。
当の僕はこの文章を
涙を流しながら書いている。
ブラインドタッチができて
やっとこそさ書けている状態である。
なんなら泣き過ぎて
もうベスト10とかどうでも良くなってきた。。
一位がなんだっていい。
それよりもグーニーズとか
ブルースブラザースとかを
見返す方が絶対有意義だ!
と、、、
とも思うけど。
やっぱり発表させて下さい!
このベスト10を発表したくて
一年あーだこーだ考えたり
わくわくして、うずうずしてきたのだから!!
ちょーど涙も乾いてきた所で
発表にうつります!
それでは発表させて頂きます!
超個人的マイベスト映画2023
第10位は
『ノベンバー』
これは、2022年の映画じゃないか??
と思われる方も多いでしょう。
そう、たしかにこれは2022年公開なんです。
でも、入れさせて下さい!!!
おねがいします。。
勢い良く土下座して
やっとこさランキングに滑り込まさせて頂きました。
よかったよかった。
だって、この作品年末で見逃してしまい
でも滅茶苦茶好みの映像感と内容の奇妙さで
予告編で絶対見たい!
と叫んでいた作品。
だからこそ、2023年の初劇場映画は
これを見ましたのよ。
そしてエンドロールで叫んだね
『これはベスト10入るね』
自分の個人的なランキングだから
どうにでもなるけど、まるでベテラン解説者のように
ランキング予想をしてしまった。
なんならアゴも少しなでたね。。。
そのぐらい期待通りの大好き映画でした。
もし2022年に見ていたらベスト3には入ってましたね。
今年の映画だったら堂々と
2位ぐらいには入れていたかもしれません。
でもこれ、、2022年の映画だしな。。。
という後ろめたさから
やっとのこと、ぎりぎり10位にとどめたということなんです。
内容はもちろん物凄い奇々怪々。
めちゃくちゃ寒くて貧しい村を舞台に
「死者の日」に先祖の霊がよみがえって来て
家で家族団らん食事をしたり、サウナに入るという
ギャグのようで、えらい気味が悪い映像が続いていく。。。
特筆すべきは
願いを叶えるために森の十字路に行き
悪魔が出てきて契約を交わすというくだり
内容は非情におどろおどろしいはずなのだが
その悪魔が太った汚らしいおじさん。。。
笑っていいのか怖がった方がいいのか
分からなくなる。。。
しかも生き血を捧げなければいけないのが
嫌だから、嘘の血を飲ませると
これ嘘の血じゃん!ぶべぇ~と吐いたり
映像は怖いのに面白いという不思議な気分にさせてくれちゃう!
全編モノクロで
時代も中世のような時代感のなか
ガラクタに命を宿らせて物を盗ませたりするという
不思議なシーンや
急に人を空に投げ飛ばしたりする所を
手持ちカメラで撮影するなどVFX感のある映像が
急に挟まれたりして頭が混乱する
とにかく切れっきれの映像美と
ヘンテコな映像で
ずーーーっと面白いので
是非見ていない方は見て欲しい。
『ノベンバー』
Blu-ray欲しいね。
それでは続きまして
超個人的マイベスト映画2023
第9位は
『PERFECT DAYS』
ヴィム・ベンダース監督作品だけど
日本映画!
役所広司は本当にいいですよね。
もうどこからどうみても主人公の平山ですもの。
この平山さんが毎日どう起きて、朝の支度をして
仕事をして、食事をして、風呂に入り、寝て
これを毎日、何年も繰り返してきたのだろうと
そう思わせる身のこなし。
けして段取りでなく、体にしみ込んだ感じ。
色々な後悔や、苦しい経験、人生が
顔のシワというシワに刻み込まれている感じ。
これをたった2時間ぐらいの映画で
思い起こさせるのだから
すごい体験をさせてもらった感じがする。
そして、ちょっとしたワンシーンとかにも
名のある方々が出てくる出てくる
贅沢な映画だった。。。
逆に、、
迷子になった子の親役をやった人の演技が
どうしてこうなったのか。。。
悔やまれる。。。
平山さんをちょっとでも意識する感じが欲しかった
気がする。。。
なかった気がする。。。どうだったけか。。。
とにかく、浅草ご当地映画としても良かったし
改めてスカイツリーは絵になるなぁとも思ったし
何よりも
ラストの長回しワンカットの
平山のアップで笑顔からの涙!
くぅーーーーーーー!!!
10点10点10点10点・・・・・100点!
なんて赤い背広を着た榊原郁恵の声で
叫んでしまいそうになった!
『PEARL』で主人公のミアゴスが
エンドロール中にひきつった全開笑顔を
見せ続けている内に次第に泣き顔にじわっと
変わっていくという超絶カットがあったが
それに匹敵するじわじわグラデーション表情演技という
超絶技巧を披露されていたと思う。
平山が毎日家の前の自販機でコーヒーを買うのだが
ある時だけ2個買うシーンがあった。
なぜ2個買うのか分からなかったのだが
一緒に見た奥さんが
「前日に一人で作業させられて夜遅くまでかかったから
今日もまた一人でやるとなると一日中になる。
だから、2本買ったんじゃん?」
と言っていた。
すげぇ。。。
考察。。。
たしかに朝、現場に向かうと
今日からシフト移ってきました!
と安藤玉恵が登場してきて
平山はそのことを知らないようだった。。。
これ多分あってるな。。。
くやしいけど。。。
でも、それなら前日に
急に同僚が辞めたせいで一人で作業している中
夜暗くなって来た時に移動中に
コーヒーを自販機で買い足す
みたいなカットを入れてくれればなぁ
疑問も持たずにスーッと見れたのにな。。。
そんな説明いらないか。。。
蛇足ですが、役所広司のお色気入浴シーンも
拝むことができるこの映画
何度も銭湯で体を洗う役所広司のお尻が
見れます。
別に好きではないんですが
お得感はあります。。。。
すみません。
なんかすみません。。。
とにかく、よかった!
ほぼ1位です!
それでは続きまして
超個人的マイベスト映画2023
第8位は
『モリコーネ 映画が愛した音楽家』
これは本当に最高だった。。。
詳しくは以前に書いたのでコチラ↓をお読みください!
とにかくこの映画は感動し過ぎて
7回大泣きした。
これもほぼ1位!
まちがいないですな!
それでは続きまして
超個人的マイベスト映画2023
第7位は
『苦い涙』
やってきました!
ドゥニ・メノーシェ映画!
『理想郷』に続いて2作目のランクイン!
フランソワオゾン監督が
大好きなライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の
『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』をアレンジした作品。
もうライナー・ヴェルナー・ファスビンダー的な
移動ショットに構図バキバキなカットと
ファスビンダーマニアっぷり全開の映画
しかも、物凄くブラッシュアップされていて
単に女性役を男性に入れ替えただけでなく
もう。。。
もはや、、、
ドゥニ・メノーシェが
ファスビンダーにしか見えない!!!
もう終始最高な演技をドゥニ・メノーシェが
魅せてくれる!
そして、レコードで流す音楽も最高で
こちらも終始ほかほかであった!
そして、同時期に再公開された
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督版の
『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』も
見れてよかたですー。
こちらも最高におもろい。
それでは続きまして
超個人的マイベスト映画2023
第6位は
『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』
最初は馬鹿にしていた。。
自分にとってタートルズは
テレ東で放送されていたいわゆる「1987年版」だ!
これが最高で、その後のリブート版は
まわタートルズだからしょうがなく見る感じ
(大体おもしろいのだけどね)
そしてなんといっても
フィギュアを集めていたのも懐かしい
アメリカの雑な感じと妙な光沢感で高級感が混在していた。
これでめちゃくちゃ遊んでいた。。。
そして、まさかの実写版も懐かしい。。。
100㎏近いコスチュームを着て本格アクションを繰り広げていることに
驚いて何度も見た。
今思えば、全く子供向けじゃなかった。
めちゃくちゃ暗い設定だったし。
1と3ばっかりテレビで放送されて2を見た記憶がない。。
あとラファエロがめちゃくちゃ短気で嫌な奴になっていて
嫌いだった。
なのに1では主役っぽくて、そこも嫌だった。。
そして、マイケルベイ版
こちらはやたら筋肉質で
化け物感強め。。。
逆にそこがイイ!感じで面白かった。
マイケルベイ感のあるアクションも相性は悪くなかったすね。
そしてそして今回のアニメ!
今までの作品には無いほどの
「ティーンエイジ感」!!!
10代の若者感が物凄い!
だって
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ
だもんね!
10代だから体の成長スピードもバラバラした感じもイイ。
ひょろっとしてたり、筋肉質だったり
背が低かったり、、、
更に、SNS、ゲーム、音楽、アイドルとかに
夢中な感じ
とりとめのない会話を繰り広げたりがイイ感じ!
そして、アニメスパイダーマンを越えた感の強い
ニューヨークの落書きがアニメで動く感じが
新鮮で五感がバキバキになった!
だって、今年公開の
スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースは
ランキングに入りませんでしたもんね。。。
これは完全にタートルズが押しやった感が強いですね
そして、今まで何度も見た
亀たちの誕生秘話、そして敵たちとの戦い
それが全てものすごくブラッシュアップされ
敵キャラたちが同じミュータント同志として
仲間になる神展開!!
さらに、スプリンター先生の声を
ジャッキーチェンがやっている!
しかも先生の戦い方までジャッキー節炸裂で
絶叫!につぐ絶叫!
最高だったですよ。。
それでは続きまして
超個人的マイベスト映画2023
第5位は
『イノセンツ』
ポスターと予告編を見ただけで
これは、、、やばい。。。
ベスト10くるな。。
と思ってました!
見る前に童夢を読み直したりして
興奮MAXで見ましたね
期待通りでした。。。
子供たちが超能力を遊びに使っているうちに
少しずつ大変なことになっていく感じ
団地の子供たちが沢山遊んでる中で
ひそかに物凄い超能力戦が繰り広げられているのに
誰も気づいていない感じ
う。。。。
ものすごく。。。
イイ!!!!!!!!!!
たまらん!!!!
公開規模的にも
これが1位と言っても過言ではないだろう。。。
それでは続きまして
超個人的マイベスト映画2023
第4位は
『ホエール』
大好き・ダーレンアロノフスキー監督の最新作!
しかも、あのブレンダン・フレイザーが主演!
ブレンダン・フレイザーといえば
『ハムナプトラ』
このシリーズ大好きだった
ハムナプトラからレイチェルワイズ好きになり~
イギリス女優好きになり~
そんなことはさておき。。。
かつて世界のトップを取る勢いだった
ブレンダン・フレイザーが
久々の主演でオスカーを取った作品。
もう最高だよ。。。
狭い家の中で繰り広げるある意味密室劇なのだが
豊か、豊か、、、
ブレンダン・フレイザー演じるチャーリーが
まるで自殺のように過食を繰り返す
しかもサンドイッチ食ってるだけで
喉に詰まらせて死にそうになる
もういつ死んでもおかしくない状況が続いて
本当に終始緊張感がハンパない!
周りの出演者もみんなイイ!
なかでも元妻役のサマンサ・モートンが緊張感を増長させる
『ギター弾きの恋』も凄かったし
最近では『ウォーキングデッド』が凄かった
この人、緊張感を高める女優だな。。
そんな緊張感をパンパンにさせ続け
最後の最後で「A・R・E」な
もう緊張からの解放。。。
ふぉーーーーー!!!!
からの
くぅーーーーー!!!!
はい1位!
はい1位です!
叫んだね。。。
そんな『ホエール』を
抑えてベスト3に入ったこれからの作品
こりゃ、すごいよ。。。
それでは行きますよ~
超個人的マイベスト映画2023
第3位は
『ベネデッタ』
ポール・バーホーベン監督の最新作!
どの作品もホントに面白くさせる名監督。
もう冒頭からラストまで終始おもしろい。
中でもマリア像ディルドの下りは最高だ
劇場で声をあげて笑えた。
どんな窮地も声を低くして叫べば解決できる。
嘘も勢いで無理を通す
本当に最高だった。
連れションするシーンの
オナラからの藁で拭きふきとか
幻想のキリストが
無駄にイケメンだったり
ちんちんが無かったりとか
そして、沢山のことも学べた
性欲は「聖欲」
信じる者は救われる
立て続けに2回観た
しかも、平山夢明さんのトークショー付き
最高だった。
続きまして!!!
超個人的マイベスト映画2023
第2位は
『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』
待ってました!デヴィッド・クローネンバーグ監督!!!
ビデオドローム!
クラッシュ!
スキャナーズ!
裸のランチ!
デッドゾーン!
ブルード怒りのメタファー!
ザフライ!
などなどの名作を作り出した、世界屈指の
いい意味で頭のおかしい監督の代表!
(←作品名のお尻につけた!マークは僕の感情の勢い故なので、実際には付いてません。。)
最近はめっきり人体変異作品じゃないアプローチの作品を作っていた中
ひっさしぶりの
人体変異SF作品‼ど真ん中ど直球クローネンバーグ!
グロテスクな描写が特に好きな訳ではないけれど
クローネンバーグのグチャグチャはなぜかイケちゃう!
蒙古タンメンの辛いのはあんまりだけど
珍麻婆の痺れ辛さはめっちゃ好き❤️
そんな、嗜好の僕には大好物で終始至福の108分だった‼️‼️‼️
あらすじはコチラ
↓↓↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人類が生物学的構造の変容を遂げ
人工的な環境に適応するよう進化した未来の世界。
アーティストのソールは、自身の体から臓器を生み出し
パートナーのカプリースがタトゥーを施して摘出するショーで
人気を博していた。
しかし政府は、人類の誤った進化と暴走を監視するため
“臓器登録所”を設立し、ソールをマークするようになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい!意味わからん!
最高ですね。
要はですね、、人類が環境に合わせて段々と進化した結果
痛みを感じない、感染症とかにもかからない身体になった未来。
そのため、人々は身体を傷つけ合うのを楽しむようになったり、
中には手術をショーとして興行したりするようになる。
そんでもって、主人公のソールは
更に特異な身体で
機能は良くわからんけど、新しい臓器が生まれる体の
特性を持っていて
その臓器を摘出するのをショーにしていたのです
説明しても良く分からんですな!
最高!
そして、どの人たちも本当に
人体を傷つけるのを楽しんでいて
コチラも楽しくなる
写真はないが、パートナーのレアセデゥも
パーティー帰りにおでこに真珠みたいなのを
埋め込んじゃったりなんかして
どう?かわいい?
見たいな感じも、なんかウケる!
あと、出てくる機械が本当におもしろい
最高過ぎるよ
クローネンバーグ。。。
ではいよいよです!
超個人的マイベスト映画ランキング
映えある
第1位は
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
ふぉーーーーーー!!!!
もう混沌!
内容も映像もカオスそのもの!
ぐっちゃぐちゃなのに
中心にあるのは
親子愛❤️
もうティッシュが足りない!
こんなの中学生の夏休み以来ですよ💦
しかも丁度確定申告時期
というのも相まって
主人公への共感、感情移入、シンクロ感が
ハンパないのよね!
そして主演のミシェル・ヨーだよー!
僕の中ではやっぱり
ミシェール・キングですよね!
そんなミシェールキングが
またまたカンフーアクションをやりまくる!
そして、別次元の自分の能力を
手に入れるというバースジャンプ
これをするためには
変なコトをしなければならない!
というルール設定が最高なんだな
変なコト
はたからみれば変人と
思われるような変なコト
これをするとバースジャンプできるらしい
机の裏についたガムを食べる
靴を左右逆に履く
指の間を紙で切る(痛そうーー💦)
頭にホチキスを打つ(痛いよ)
最高なのが
肛門にトロフィーを入れる!
これが最高!
もう緊迫したアクションに
肛門にトロフィー入れたい敵と
防ぐ主人公の攻防
そして肛門にトロフィー入れながらの
キレキレアクション!
そしてそして、
キー・ホイ・クァン復活!
高い声とテンションの演技が
本当に最高でした。
インディージョーンズとグーニーズを
見直しましたね。
あ、、もう語りきれん。。
全てのシーンを語りたくなる
4〜5時間必要なので
むしろもう語りません。。。
ということで
1位は
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
エブエブでした!
しかーーし!
まだ終わらんよ。
1位があれば
その上が
ある!!!!
つまり
超個人的マイベスト映画2023
最優秀作品が
ある!!!!
天使にラブソングを2でも
コーラス大会で
1位は強豪校がとっていたけど
ウーピーの学校は更に上の
最優秀賞を獲得して
大団円!!!!
子供の時、当時劇場で見て
え、、、こんなのあり?
と少し納得いかなかった記憶がある。。。
こちらも天使にラブソングを2方式を取り
1位が一番上ではありません!
ということで
それでは
超個人的マイベスト映画ランキング
2023‼️
最優秀賞は
『PEARL』
いやぁ~すごかった。。。
写真だけでお腹いっぱい
でも本当にラストのエンドロール中は
衝撃だった。。。
5分ぐらいずっとこの物凄い笑顔
からの涙。。。
ミアゴス。。。
凄い。。。
頭は狂ってるけど、心の奥底では
悲鳴をあげている感じ
むしろ
心の奥底から狂ってしまったけど
身体が悲鳴をあげているのか
とにかく終始完璧
前作の『X』も良かった
でもでも、とにかく『PEARL』で
ぶっとんだ。
ほんとに優勝!
最優秀賞!
おめでとうパール!
ありがとうミアゴス。
話はかわって
ミアゴスって名前もいいよね
ミアってしてゴスって感じがいいね
アニャテイラージョイも
いい名前だけど
ミアゴスもいいのよ
魅阿牛守
観亜護侏
美愛御主
どれもいいね。
三部作の三作目『MAXXXINE』が
楽しみ過ぎる!!!!!!!!
ということで
超個人的マイベスト映画ランキング2023
でした!
2024も楽しみな作品がいっぱいだ!
さあ、映画館に行こう!!
おわり