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#339 【腎臓】腎臓の神秘!体の中の浄水器|足からだ健康ラジオ


🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。


皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

「腎臓は縁の下の力持ち」と言えるほど
とっても大事な臓器というお話の続きです。

今回は腎臓の構造から、
おしっこをどのように作り出すのかというところまで
お伝えしようと思います。

腎臓の構造

腎臓の構造は、
そら豆状のこぶし大で、厚さは約3cmほど。
案外小さかったかな?
その中にネフロンというものがあります。
それが一つの腎臓の中に100万個存在するんです。

ネフロンとはどんなものかイメージしながら聞いてくださいね。
それでは腎臓の細胞をとって顕微鏡で覗いていきます。
ネフロンを1つ取り出して構造がどんなものか見ていきますよ。
簡単に説明すると、
風船に毛糸をぐしゃぐしゃっと入れまして、
毛糸の先が風船の口のほうではなく、
丸いほうから外に出ている、そんな形をしています。
この風船の部分がボウマン嚢(のう)というものです。
そして毛糸が糸球体(しきゅうたい)
そしてその先に出ている動脈の細かい血管の
輸入細動脈輸出細動脈というものです。
この細い毛細血管の輸入細動脈から
血液がネフロンの中に入っていき、
ぐるぐるぐると毛糸の中を血液が流れながら
尿を作り出すということになります。
大体のイメージはできましたか?

このネフロンがひとつの腎臓に100万個あるというわけですね。
糸球体とボウマン嚢を合わせたのが腎小体(じんしょうたい)ね。
その腎小体と尿細管のセットがネフロンということになります。
尿細管の先におしっこを集める腎盂(じんう)というところがあります。
その先が尿管となって膀胱尿道を通って外に出すいうことになります。
それでは尿を作り出すシステムね。
もう少し細かくお伝えしようと思います。

血液から尿を作る素晴らしいリサイクルシステム

腎臓に流れ込んできた血液が
まず腎臓の輸入細動脈を通って糸球体でろ過されます。
この糸球体には高性能なフィルター機能がありまして、
タンパク質や赤血球、白血球といった
血球など比較的大きなものはろ過されません。
それ以外のろ過されたものが原尿(げんにょう)となります。
おしっこの元ですね。
この原尿はボウマン嚢が受け皿となって、
その後、尿細管に流れ出します。
成人の場合、1日に約150リットル、
例えばドラム缶1杯分も原尿が作られることになっています。

尿検査で「蛋白が出ていました」とか
「潜血反応が出ていました。再検査お願いします」
と言われることがあるかもしれません。
それは、ネフロンで残しておかなければいけない、
ろ過されないはずのタンパク質や血液の細胞が入っていて、
「腎臓の動きがおかしいよ。検査してくださいね」という意味なんですね。

この原尿の大半は、
ブドウ糖やビタミン、ミネラルなどの体にとっても必要な成分。
原尿の約99%はまだまだ再利用できるので、
血管と隣り合って存在している尿細管から再吸収されて、
また血液に戻されます。
ですので、尿として最終的に排泄されるのは残りの約1%で
1日に1.5リットルほどです。1500ccですね。
尿となったものは集合管を通って
尿を貯めておく場所の腎盂に集められて、
腎盂がいっぱいになると膀胱へと流れ出していきます。

人間の体はすごくうまく造ってあると思われませんか?
最終的におしっこに出る成分は
何度も何度もリサイクルされて、
もう要りません!これは本当に要りません!使えません!
というゴミだけが出て行くわけです。
「寒くてトイレに行きたくないよー。ちょっと我慢するよ」
っていう方いらっしゃいますよね。
どうぞどうぞ。めんどくさがらず。
あなたの体がごみ溜めになってしまわないように
率先しておしっこを出してください。

働き者で忍耐強い「沈黙の臓器 腎臓」を大切にする方法

そして、そのネフロンは
1日にドラム缶いっぱい分の血液をろ過し続けているんです。
本当にこの腎臓は働き者ですね。
この腎臓は本当に働き者の臓器なので
働いている時が元気なんです。
言い換えますと、
血液が流れて来なければ腎臓は弱ってしまいます
「血が流れないなんてことは無い」と思われるかもしれませんが、
血液がサラサラならスムーズに腎臓に血が流れていきますね。
逆に血液がドロドロでしたら、
腎臓に血液がスムーズに流れていきませんから、
腎臓は仕事ができないので、
ちょっと怠けようかなぁなんて動きが鈍くなってしまいます。
腎臓が働かなければ
必要なものも必要でないものも
適当に捨てたり戻したりするかもしれませんね。

そうするとむくんだり、だるかったり、
再検査に引っかかったりするかもしれません。

腎臓は沈黙の臓器とも言われます。
腎臓は忍耐強い臓器でもあります。
しかも2個あるので
なかなかしんどいんだよっていうサインを出してくれません。
かなり悪くなってから、
7割悪くなってから症状が出てくるとも言われています。

いかがですか?
私もお客様に
「血液を流すために、腎臓を大事にするために
1.5リットル位は外に出しているから、
水は1.5リットル飲んであげましょうね」
とお伝えしています。

とにかく血を流してあげないことには腎臓も頑張れませんし、
体の中もきれいにならないわけですからね。
これを聞いてる皆さんも1500ml頑張って飲んでください。
一度にガブ飲みしても体が吸収できる限界があります。
一回で吸収できる水分の量は大体200mlと言われています。
朝起きてから寝るまでの間に小分けにして飲んでみましょう。

腎臓が元気だと認知症になるのも遅らせられますし、
健康寿命を長く保てます

どうか皆さん、腎臓のこと気にかけて生活してくださいね。

自力で尿を出せない腎臓も足揉み後に大量の尿が出せる

ちょっと足揉みの現場でのエピソード簡単にお伝えしましょうか。
週3回透析を受けておられる方が
2週に1回、足揉みに来られています。
足揉みの後には大量のおしっこが出るそうです。
普段は透析で血液の中の水分を抜いている方なので
自力でそれほどのおしっこが出るのは足揉みのあとだけだそうです。

いかがですか?
まだおしっこが自力ででるうちは良いのかもしれませんが、
透析をしいても水分を抜くだけで
リサイクルしてくれるわけではありませんのでね。
大切な腎臓がちゃんと働いてくれるように
若い今のうちから腎臓を労るようにしていきましょう。


それでは最後まで聞いてくださりありがとうございます。
きょうもゆっくりお休みくださいね。

シャローム
またね





〈自己紹介&メッセージ〉

今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪

「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方!自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。


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