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#292 【ホル活】違いがわかりますか?ホルモンと神経伝達物質|足からだ健康ラジオ

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。


皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

きょうもホルモンシリーズです。
前回はホルモンの伝達方法が3種類あることをお伝えしましたね。
お隣に振りかけたり、
自分自身にふりかけたり。
でも大半は血液中にホルモンが放出され、
身体の中をめぐって
必要な器官の細胞にそれぞれの受容体があって
ピックアップするシステムだということですね。

ホルモンと神経伝達物質の違いを知っていますか?

今回は「ホルモンと神経伝達物質との違い」というのをお伝えします。
私はホルモンと神経伝達物質の違いがわからなくて
頭の中がちょっとごちゃごちゃになっています。

例えば幸せホルモン、絆ホルモンと知られているオキシトシンも
ホルモンなのか?神経伝達物質なのか?私の中では混乱していました。
そう思っていたら、
ちゃんと健康管理士の機関誌ほすぴに
『神経伝達物質とホルモンの違い』というコラムがありました。
それできょうはそれをお伝えします。

ホルモンと混同しやすいものに『神経伝達物質』があります。
両者の違いを聞かれたら明瞭な説明をすることができますか?
どちらも脳からの指令を各器官に伝える
伝達物質としての役割を持っていますが、
大きな違いは情報を伝達する際に通るルートです。

ホルモンは前に出てきたように主に血液を介して情報を伝えます。
それに対して神経伝達物質は、
神経細胞同士の情報のやりとりに使用されます。
つまり脳や自律神経などにおける神経細胞間の情報伝達は、
すべて神経伝達物質が担っていることになります。
ホルモンは主に血液中に分泌されるもの
神経伝達物質は、神経細胞間の情報伝達を担うもの
と区別しておきましょう。

ただし、神経伝達物質そしてホルモンの
両者としての働きを持つ物質もあります。
また、伝達スピードとしては、
自律神経が俊敏に伝わるのに対し、
ホルモンはゆっくりと伝わり、持続性があるのが特徴です。

ほすぴ

神経伝達物質とホルモンの違いが明快に表されていました。
助かりました。

要するにどちらも『伝える』役割は同じですが、
伝える方法とスピードが違うということですね。

イメージしてみよう

もう少し詳しく調べてみました。

神経伝達物質の伝わり方は
細かく言うとシナプスとかプラスマイナス、カリウム、ナトリウムイオン…と少し難しいのですが、
簡単な例えがありました。

神経伝達物質は1対1で伝える素早いコミュニケーションに例えられています。
人がたくさんいる教室で、
隣の友達だけに話したい場合は
周りに聞かれないように耳元でひそひそ話で話すの似ているということです。

それに対してホルモンの伝達方法は
できるだけ多くの対象に伝えたいので、
大声やマイクなどの機材を使って教室にいる全体に聞こえるように届けるという例え。

この例えでわかるように
神経伝達物質はほんの少しの量でよいことがわかります。
今まで学んだように
ホルモンも50mプールいっぱいの水に対してスプーン一杯の量で十分効くというもことだったので、
それよりもさらに神経伝達物質は少なくて良いということですね。

両方の働きを持つものは“役割で分ける”

神経伝達物質とホルモンの両者の働きを持つ物質がある、ともありましたね。
ややこしいですが、
物質の名前で「神経伝達物質」または「ホルモン」と分けるのではなく、
役割で分けたほうがいいということがわかりました。

どういうことかと言いますと、
ドーパミンを例にします。
神経細胞に含まれる物質ですが、
ごくごく少ない量が分泌されて、
隣の細胞への1対1の伝達に使われたときに、
ドーパミンは神経伝達物質として働いたと言われます。
でも稀に、神経細胞に含まれるドーパミンが大量に放出されたりすると、
すぐに血液に入って、全身に巡り、
そして遠くのたくさんの細胞に作用することがあるようです。
こういう場合には、
ドーパミンはホルモンとして働いたと言われるそうです。

「脳内ホルモン」は存在しない


そして面白いことに「脳内ホルモン」という言葉を耳にすることがあります。
私も脳内ホルモンという言葉を使ったことがあります。
でもそれはただの造語で
実際には存在しないわけです。
なぜなら脳や自律神経に伝達するのは神経伝達物質だからです。
脳は神経だらけですので、
ホルモンではなく、
神経伝達物質ですべて伝わるということなんですね。
ですので、脳内ホルモンという言葉は間違いなんですって。

アドレナリン

神経伝達物質とホルモンの両者の働きを持つものの
代表例が2つ挙げられています。
ホルモンの名前ではノルアドレナリン、
これが神経伝達物質としての働きをするときには、
脳内では集中とか覚醒、意欲、伝達に関わるようになったり、
自律神経で働くときには交感神経の伝達をするようです。
そしてノルアドレナリンがホルモンとしての働きをするときには、
血管収縮による血圧上昇、血糖値上昇作用などと働くそうです。

オキシトシン

そしてもう一つはオキシトシンというホルモンの名前があります。
これが神経伝達物質として働くときには
精神を安定させるとか、不安の減少という働きをします。
ホルモンとしての働きをするときには、
出産時に子宮を収縮させたり、母乳の分泌促進をするという働きがあります。

その他にはドーパミンやセロトニン、βエンドルフィンなどはよく「幸せホルモン」と言われていますが、
薬としても用いられますね。
薬で血液中に入ると量が多くなるので、
ホルモンとしての働きになるんですかね?


今回はホルモンと神経伝達物質の違いについてお伝えしました。
次回からは『ホルモンを味方につけてなりたい自分を手に入れよう!』という第二章に入ります。
生活習慣に気をつけて
ホルモンの調整をすることで
さらに健康になっていくヒントをお伝えできると思います。

引き続きホルモンのシリーズ、【ホル活】をお聞きくださいね。
きょうも最後まで聞いてくださりありがとうございました。

ゆっくり呼吸をしながら眠ると深く眠れますよ。
シャローム
またね



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