#287 【足揉み屋の独り言】脳卒中には足揉みを｜足からだ健康ラジオ
🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。
皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。
きょうは脳卒中の方にどのような足揉みをしているかをお伝えしていきます。
脳卒中とは
「脳卒中」とは
・脳梗塞
・脳内出血（脳出血）
・くも膜下出血
を含んでいます。
40〜50代の男性に多いと言われています。
もちろんそれ以上の年齢の方も脳卒中になることがあります。
・脳梗塞
血管壁についたコレステロールなどが剥がれて
(特に心臓の血管内の血液のかけらが剥がれて)
それが脳に行って、そこで詰まる状態。
・脳内出血(脳出血)
出血の圧力によって脳にダメージが起こる状態。
・くも膜下出血
脳が浮いている脊髄液の空間のくも膜で出血が起こる。
ダメージの範囲が広くなる傾向がある。
大まかにこのような特徴があります。
人間の身体の動きを脳が制御しています。
脳の血管が詰まったり破れたりして、
急に脳の一部の働きが悪くなり、
それによって身体のいろんな動きが悪くなるという病気ですね。
脳のダメージの反対側の身体に麻痺が出てきます。
これは延髄で左右のの神経がクロスするため。
多いのが右半身不随ですね。
中国足心道の脳卒中の方の例
私が12年前に中国足心道の資格を取りに行った時
まだ院長がご存命で、院長から直接授業を受けることができました。
その時、院長は脳卒中の方を3名施術しているとおっしゃていました。
脳卒中になるとなるべく早いうちに施術をする方が
回復が早く、後遺症が残りにくいのですが
院長が施術している方たちは3年以上経過した方でした。
リハビリをしてもはあまり動きがよくないという感じ。
当時の院長の施術室は狭い階段を上がった2階にありました。
脳卒中でまだ麻痺がかなり残っている男性は、
初日は両脇をご親族に抱えられながら
かなり時間をかけて階段を上って
施術室に入り椅子に座って施術を受けました。
ところが1週間後。
2回目の施術には自分で階段の手すりを掴んで
1人で上がってこれました。
そして3回、4回目になると階段をスタスタと上がり
「先生これ見てください！」と言いながら
施術室に入るなり大きい声を出しながらその場で正座をしてみせたんです。
3年間、痛い苦しいリハビリを頑張っても
身体が思うように動かなかった男性ですが
足揉みをし始めたら、身体のいろんなところが自由に動くようになって
正座もできるようになった！
この喜びを院長に早く伝えたくて、そういう行動をされた
という経験をリアルタイムで聞くことができました。
手を揉むより「足を揉む」
そして院長はこのように言っていました。
『大体、半身不随になって片方が麻痺してると
体の前で手がぎゅっとグーをして肘を縮めている状態が多いですよね。
右半身不随の方が多いので、
利き手の右手がグーをして動かないっていう状態。
だから、手を揉んだほうがいいのかなあと思って、
手を揉むことも少しトライした。
ところが手をいくら揉んでも回復しない。
それでやはり足を揉んだほうがいいのかと
足を揉み出すと全体の回復が早くなる。』
という実体験をお話しくださいました。
リハビリは「脳」を動かすためのもの
脳卒中になると
なるべく6ヶ月以内にリハビリを始めておかないと
後遺症が違ってきます。
それで頑張ってリハビリをされるのですが、
「身体が動かないからリハビリをする」と思っていらっしゃいませんか？
それは全く違います。
実は身体を動かすことで脳を動かそうとしているんです。
関節と関節の間に筋肉がありますね。
筋肉の端っこは腱で骨にくっついています。
その腱のあたりを伸び縮みさせることで、
脳に刺激が行くようになっているんです。
それで脳のダメージを受けたところに刺激を与えて、
シナプスを伸ばして
脳の修復作業をしているのがリハビリなんです。
足揉みも「脳」にアプローチ
では、足揉みがどのように脳梗塞の人に貢献するのかー
例えば、
足の指先の爪の際のところが副鼻腔の反射区なのですが
おでこのところにサーモグラフィーを当てながら、
副鼻腔の反射区を押圧していきますと、
すぐにサーモグラフィーの色が
青ぽかったのが赤ーく染まっていくんです。
これが何を意味するかと言うと、
足を揉むことで足から遠い
頭のほうの血流がぐんぐん瞬時に良くなった
ということが表面的にわかるんですよね。
額には皮膚のすぐ下に太い神経が走っているのでそこにも刺激がいっている･･････
ということは、
その奥の脳にも血流が行っているはずです。
そして刺激が脳の奥の神経にも伝わっているということ。
リハビリではできない体の細部に
足揉みはアタック
さらに脳の反射区は足指に細かく揃っています。
足揉みですが、対応するのは足だけではありません。
体全体に対応する反射区を揉みます。
つまり、全身の血流もよくなります。
そうすると関節周りの筋肉が和らぎ、動きが速くなります。
そして内臓の反射区にもアタックします。
ですので、栄養吸収がよくできるようになり
新しい細胞の材料を作りやすい良い血液が作れます。
そしてリハビリなどの医療機関ではアタックしないようなところもア
タックします。
それはホルモン系。
特に性ホルモンは血流を良くすることに特化していることを
ラジオで何回もお話ししていますね。
・女性ホルモン＝血管を柔らかくしするホルモン。
・男性ホルモン＝筋肉を作って、筋肉が柔らかく伸び縮みすることで血流を促すポンプをいっぱい作るというホルモン。
これら性ホルモンにも足揉みではアタックできるんです。
ですので、痛い辛いリハビリを一生懸命頑張っておられる方も多いですが
そのリハビリに足揉みを加えると
リハビリの先生も驚くほど回復が早くなっていきます。
後遺症がほとんど残らないようになっていきます。
ただいま脳卒中の施術中
今、あい先生も出張で脳梗塞の方の施術に励んでおります。
自宅での介護で、
リハビリの先生とかに訪問で来ていただいているという状態。
高齢の奥様も必死でお世話を頑張っておりますが、
お二人とも本当によく頑張っていて、
諦めない姿勢が大事だと思います。
今は車椅子でお世話が要りますが、
当面の目標は歩けるようになって
自分で歩いて施術を受けに行きたいということをおっしゃっていました。
もちろん回復もリハビリの先生方がびっくりするほど
いろんなことができるようになっています。
それはリハビリの先生が頑張ってるし、
ご本人たちも頑張っているからそうだよねって言われる方も多いかもしれませんが、
足揉みしてるからこそと言える顕著な変化は
表情が豊かになってきたということです。
声もかすかにしか出ない、
顔もこわばっていたという状態でしたが、
顔の表情が脳梗塞で倒れる以前の
その方の柔らかい表情に戻ってきました。
これはやはり足揉みがかなり貢献していると思います。
良い変化があるのに
家族が諦めてはいけない
ということで脳梗塞は早く足を揉むに限る
ということを実体験していますし、
脳梗塞のプログラムも足揉みにございますので
身体の仕組みを考えながら私たちは施術をしております。
ですので諦めてないんです、私たち。
後遺症が残らず普通に動けているといった症例も見聞きしているので、
普通に動けるイメージがちゃんと湧いているので、
そのイメージで施術をしているんです。
そしてご家族もリハビリの関係者も
すごく驚いて回復にびっくりしておられるということも体験するんです。
ですので、ご家族が「このくらいの回復でもう仕方ないよね」
と諦めちゃうともったいない。
もうそこで回復は終わりになります。
ずっとお世話して、ちょっと麻痺した人だねと見られながら生活をしていく。
そんな将来ではなく
今までのような元気なお父さん、元気なご主人に戻ってほしいですよね。
療術師が足りません
でも足揉みは魔法ではないので
１回や２回の施術でピンピンと元に戻ることはないです。
数ヶ月、もしかしたら
何年にもわたって施術するというケースもありますが、
最初のうちに頑張っていただくと違いがはっきりわかるようになっていきます。
乳がんの方も多いですが、
最近は脳梗塞の方も多く聞こえてきます。
足を揉んだらいいんだけどなぁって思いつつも
予約が取りにくくなっている環の現状では
なかなか出張にも行きにくい…
療術師が足りないです。
それで、療術師がもっと増えてほしいので
9月に中国足心道の認定コースを開講します。
定員になり次第締め切りますので、
ご主人のため、お父さんのために足を揉んであげたい方、
お母様やご家族の方の介護の手を少しでも休めてあげたいという方。
そのためには脳梗塞をされた方が早く回復したら、
介護の手がかからなくなります。
そういう意味でもご家族のために足揉みを学んでみませんか？
ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
それでは長くなりました。ごめんなさいね。
本当にいつも最後まで聞いてくださりありがとうございます。
「寝る前に聞いてるんですよ」とお声をいただくと
本当にうれしいです。
「誰かの役に立つ」ことは
自尊心を保つ幸せの秘訣です。
私を幸せにしてくださってありがとうございます。
これからも少しでも役に立てるように
環もめぐミカも頑張っていきますね。
それではゆっくりお休みくださいね。
シャローム
またね
■本格足揉み環 公式ホームページ
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〈自己紹介&メッセージ〉
今日も聴いてくださり有難うございます！
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。
日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪
「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方！自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。
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