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ファイナンス基礎 Day1ーお金の現在価値を計算する

ファイナンス基礎Day1を学んで得た知識

キャッシュと利益の違い

「キャッシュは現実、利益は見解(Cash is a fact, profit is an opinion)」というフレーズがファイナンスの世界でよく用いられる。これは、ファイナンスとアカウンティングの対比を表現している。ファイナンスはキャッシュ(現金)に焦点を当て、実際のお金の流れや時間価値を考慮する。一方、アカウンティングは利益を計算し、会計原則に基づいて情報を提供する。両者は異なる視点を持ち、情報の解釈が異なる。

現在価値の重要性

ファイナンスでは、お金の時間価値を考慮することが重要。お金は時間とともに価値が変化し、同じ金額でも違うタイミングで受け取る価値が異なる。割引率やディスカウントファクターを使用して、未来のキャッシュフローを現在価値に換算することが行われる。これは投資や資産評価において重要な要素。

ディスカウントファクターと割引率

ディスカウントファクターは、未来のキャッシュフローを現在価値に換算するための係数。これは時間価値の概念を具現化したもので、割引率に基づいて計算される。割引率は投資家や企業にとって重要な指標であり、収益性やリスク評価に影響を与える。

残存価値の考え方

残存価値の考え方は、資産や投資の評価において重要。特に割増永久年金型の考え方は、将来のキャッシュフローを無限に続くものとして考え、その価値を算定する。これは一部の業種やサービスに適用され、収益性の評価に影響を与える。

ファイナンスとアカウンティングの違い

ファイナンスとアカウンティングは異なる視点から経済活動を分析する。ファイナンスはお金の流れや時間価値に焦点を当て、投資や資産評価に関連する。一方、アカウンティングは財務報告や利益計算に重点を置き、会計原則に従う。両者は異なる目的を持ち、情報提供の方法も異なる。

ファイナンス基礎Day1を学んで考えられるようになったこと

今回得た学びを元に、以下のようなことが論理的に、財務的に考えられるようになりました。すごく楽しくないですか?!

  • 大谷翔平の契約条件である、”年俸として総額の年平均の約3%の200万ドル(約2億9200万円)として、約97%の6億8000万ドル(約99億円)は10年契約終了後の2034~43年に支払われる契約”は、現在価値にするといくらになるのか?

  • 大谷翔平の契約はスポーツ史上最高額と言われているが、現在価値に直すとどうか?実はサッカーのメッシ選手のほうが高いのではないか?

  • マンション投資をする際に見込める賃貸収入の現在価値は、賃料×年数の単純計算ではない。

  • 後払いよりも前払いのほうが遥かに良い、有り難い。クレジット払いよりも現金払いのほうが良いことに納得。

  • 上野動物園にとってのパンダの価値はいくら?中国四川省のパンダ保護研究センターとどう価格交渉する?

ファイナンス基礎の学習を通じて、キャッシュと利益の違いや現在価値の重要性、割引率とディスカウントファクターの役割、残存価値の考え方、ファイナンスとアカウンティングの違いについて理解しました。これらの知識は投資や経済活動において重要であり、資産評価や意思決定に活用できるものです。ファイナンスの基本原則を理解することで、実務にも生活にも応用できるため、今後のクラスもとても楽しみです。

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