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顔の引きつりが治ってきた話。

休職する半年以上前から、私の顔は引きつっていた。

口角をあげると片側にひどく寄り、どう頑張っても不自然な笑顔しか作れなくなっていた。

自撮りをたまにして、やっぱり引きつりがあることを確認してがっかりした。だから、自分の写真は取れなくなり、引きつりが気になるから微笑むこともしなくなった。

ストレスで耳が片側だけ聞こえなくなる人を知っているが、顔の引きつりもそれと似たような感じなのかもしれないと、ふと、鏡を見て考えた。

きっと、心が引きつっていたんじゃないかと考える。
もうだめだ、もう嫌だ、もう限界、そう思いながら必死で笑顔で過ごしてきた結果、顔の半分は嘘をつけなくて、もう笑わないで良いよと教えてくれていたのかもしれない。

休職して4ヶ月経つ。
最近、その引きつりが改善されてきたように思う。

前は見ていられないぐらいにブサイクで、自分が嫌だったけど、
今日、鏡で見た私を、前よりも好きだと思えた。

少しだけ自分の顔を認められるようになって、
休んでよかった、と心から思った。

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