「つなぐ」のその先を考える
「サポートにつないだ後、どうなるんだろう?」と思う。
困りごとを抱えた人のサポートをする「ソーシャルワーク」。
ソーシャルワークには、目の前の人に向き合うことや、地域や社会に働きかけるなど、いろいろな側面がある。
現場から遠いところで働いている人には「サポートにつなぐ」という意味で使われることが多いように感じる。
もちろん、何かのサインに気づいて、つなぐ役割を担うことは重要。
ただ、少しだけ気になっているのは、「つなぐ」のその先をどう考えているのだろう、ということ。
一体、つないだその先をどんな風にイメージしているんだろう?
「つながれた側はどうなるのか」「何によって救われるのか」この部分に思いを馳せてもらえているだろうか。
適切な何かにつなぐ、というのは、難易度が高いこと。だから、つなぐ部分に貢献するだけでも価値がある。
でも、つなぐ側が、つないだその先を知っておくことが大切だと思う。つなぐ選択肢には何があるのか、そこで当事者はどう関わりを持つのか。
実は、わたしの最近の関心は、「つなぐ」のもっともっと先。
どうやって人が回復していくのか、何がその拠り所になるのか。
今はまだ見つかっていないので、これはこの先の宿題です。
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