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退職と転職とその他雑感

何回転職を繰り返すのだろうと思う。
けれど、自分のキャリアに納得はしている。

この先もどうなるかなんて皆目見当もつかない。
会社のルールが変われば、連動して正解も変わる。
結局、やってみないと分からない。

どうしたら転職が成功するかとか自分に合う仕事の見つけ方とか、そんなものは自分の過去の延長線上にしか見えてこないし、行動して考察して分析してまた行動するっていう地味なサイクルの繰り返しでしか見つけられないものがあると思っている。

そもそも、新卒で入社した会社で末長く働き続ける未来しか想像していなかったあの頃。

当時の自分に一言伝えられるとしたら
「船を降りるタイミングを間違えるなよ。沈む前に泳げよ。直感は大体当たる」と言ってやりたい。

環境を変化させる効用についてものすごく上手い表現をしているツイートがあったので以下引用する。

人間は同じ場所に長くいると「環境に適応しすぎる」ので、本来の自分を押し殺してストレスになりがち。たまに新しい場所へ移動することで自分の輪郭を思い出せて、先天的なものと後天的なものが区別できるようになる。旅行や転職が人の成長に繋がるのも分かる気がする。

佐藤航陽氏

先日、数年間勤めていた会社を退職した。

数年間、ほぼ毎日、顔を合わせてお仕事していた人よりも、それまで数回しか会話したことがない方で、最後にご挨拶にとチラッと話しかけたら、あれよあれよと話が弾み、あっという間に30分経過していた。

人と人との距離感というのは何とも不思議だ。

会社の人間関係に限った話ではない。
男も女も、年配者も子どもでも。

積極的なコミュニケーションというものが、そこまで得意でない私の前に時々出現する。
割とデリケートな内容含む自身の身の丈話を、気付くと打ち明けちゃってる人がいる。

ありがたいなと思う。

ぽろっとこぼれる奥底にある本音をさらっと引き出してくれて、それでいて確実に受け止めてくれる器を持つ人々。

人との出逢いは時々人生を変える。

まさかと思うけど、世の中あちこち、まさかだらけ。

人も仕事もその他諸々も、これかも!とコツんときたらフワッと一歩踏み出せちゃう軽やかさを持ちあわせていたい。

まさかを愉しんで、笑いとばして、時々くたくたにしおれながらも、ちょっとづつ前進していきたい。


枯れて萎れゆく花もまたいと美し






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