Shortショート”お相手を回避型/回避依存症だと思ってる人に必要なこと”
何度でも言いますが、回避型や回避依存症、回避性パーソナリティ障害を勝手に決めつけるのは危険です
そもそもそれぞれの言葉の意味も異なりますし、回避依存症なんていうのはそもそも造語なので本来存在しません
仮に佐藤が最も詳しいのは愛着回避型スタイルなのでそれに沿ってお話しすると、生粋の回避型さんっていうのは滅多に存在しないので安定型を持っている上で回避型を少し併せ持っていたり、回避型と不安型を両方併せ持っていてなのに恐れ回避型とは言えない人もいるんです
そしてそれぞれ全ての人に対して対応の仕方や考えなくてはならない事が異なります
回避型や回避依存症はこう! 不安型はこう!!
って言いきってる人がいたらそれは中途半端な知識で話してるだけなので、話し半分、ちょっと参考にするぐらいで見ておきましょう
人間は千差万別なので誰にでも当てはまるなんてものは殆どありえないからです
そして、相手を回避型だと仰る方の多くはご本人に回避傾向がある事が多い、これはどんどんご相談者様の数が増える度に思う事です
私は回避型にもウェットとドライがいると考えているのでそれによっても異なるのですが、ウェットの回避型の人を相手にご自身が回避行動を取ってしまうとかなり高確率で関係が悪化します
それも、一見お相手が冷めたり逃げたりしているように見えるのでお相手の問題に見えがちです
だけど本当は事の発端が自分にある可能性があるのが愛着が不安定な人と対応する時の難しいポイントです
自分がゴリゴリに安定しているという自信がある人以外は自分が回避行動を取っている可能性があると疑った方が正しく進みやすいと推察します
そしてここで関係してくるのが、先日書いた「強すぎる自己愛」です
回避行動を取る人の中には自己愛が強すぎる人もいるわけですが、その場合は自分に非がある可能性について考える事が苦手なのでまさか自分のせいで相手が冷めたり逃げたりしてる(ように見える)という考えには至らないので根本的な関係修復が難しい
=復縁するのもかなり難しい
散々私は復縁するには自己改革が重要、とお伝えしていますが回避型を相手にしている人こそかなり自己改革が重要な事だったりするのです
世間的に見て正しい正しくない、良い悪いという話しではなく、そのお相手にとってその対応が大事かそうでないかという基準の自己改革が必要という意味です
というわけで、回避型を決めつけるのはやめましょう、自分が回避行動を取ってるかもしれないと自分の言動を振り返ってみましょう、という話しでした
回避型愛着スタイル、回避性パーソナリティ障害、回避依存症の違いを書いたnote
この3つが既にこれだけ違うのです
復縁するためには特に、相手に回避傾向があるのか、ただ単に合理的なのか、それとも自分に興味がないのか等を判断する事は重要です🐘
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