Shortショート“感情に引っ張られた言動には気をつけろ”
相手の感情を見極める事が復縁や恋愛には重要だとお伝えした事があると思いますが、ではどの様に見分けるか=その判断や決断が感情に引っ張られているかどうか
直前に感情的になりうる事が起きている
言ってる事が突然変わる
極端な決断をしている
会話していても通じない
これが最も分かりやすくて、それ以外にも判断や決断の後に感情的な言動(言葉、態度、声、視線等)をしているかどうかも大事です
何かあった直後のLINEブロックとかもそうです
感情といっても、悲しいとか寂しいとか不安怒りみたいなものから嬉しい楽しいみたいなものまであるので、ネガティブなものに限らず全ての感情に注目する必要があると思っています
これご相談者様にお伝えしてもあんまり分からないと言われる事が多いのですが、人の言動には
・感情に引っ張られた言動
・理性
・意志のしっかりした言動
というのがあって、その2つの間はグラデーションだと思っています
感情に引っ張られた言動というのはその言動を行う判断決断の根っこに感情が関わってくるので、感情が冷めていくと言動がコロっと変わります
感情に引っ張られた言動も嘘ではないのですが、感情が「正確な判断の邪魔をしている」状態です 凄く分かりやすいのが、復縁活動中に相手がLINEの返信をくれなかったりいい加減な対応をしてきた時に「もういいや、もう復縁したくなくなった」と考えるあの現象です
この発言をしている時、言ってる人は嘘をついていません
本当にもう復縁したくなくなっていると思います
ですが、その根っこには「相手がLINEを返信してくれないから悲しい」「いい加減な対応をしてくるなんて辛い」という感情があり、しかもその「悲しい」と「辛い」という感情が怒りに変わっている状態があります
悲しいとか寂しいとか不安という感情は変化するので、変化後の第二感情は「怒り」になるのです
その怒りが「もう復縁したくない」という判断をさせるんですが、ひとたび相手から楽しいLINEが来たりデートに誘われたり、そういう事が起こると「やっぱ好き」となります
言わずもがな、やっぱ好き、も感情に引っ張られています
以前からお伝えしていますが、人間の感情は必ず落ち着くように出来ています
どんなに悲しくてもムカついても嬉しくても、時間が経つとその感情は薄まっていきます
楽しいデートの後「やっぱりうちの彼氏は最高で私の事を大事にしてくれている!」と嬉しく思っても、数日連絡が無かったらそんな事忘れて不安になりません?嬉しい気持ちが薄まっているからです
だから感情はどんな人間であっても必ず冷めていくものなんです
なので感情に引っ張られて何かを決めるというのはお勧めしないですし(悲しい時や不安な時に限らず、めちゃくちゃ嬉しくてテンション高い時も)、自分にそんなつもりがなくとも「今自分は感情に引っ張られて決めてるな」と自覚して欲しいです
と、感情に引っ張られた意思決定について話しましたが、つまりこれを相手を観察する時にも使うと良いという事です
相手が今言った事は感情に引っ張られているか?
それで、感情に引っ張られた言動だと思ったならそういう時の相手の言動は一旦鵜呑みにしないで時間を置く事をお勧めします
なぜならば、感情は冷めていくから冷めた後は違う事を考えている可能性が非常に高いからです
なので基本的に喧嘩別れっていうのは数ある復縁ケースの中でも復縁しやすい別れ方です
反対に、感情に引っ張られる事なく意思決定したものは非常に強い事が多いので(これは相手のタイプにより強さが異なります)、だからチリツモ系のお別れは復縁させ難いのです
仮に喧嘩別れだったとしても、ずっと考えていて迷っていて、チリツモしていたものが最後に爆発しただけの喧嘩別れはただの喧嘩別れより復縁しにくいです
という事で、ご相談者様に話しても分からないと言われるこの「感情に引っ張られる言動」というもの、少しはお分かりいただけましたでしょうか? 実はこの土日、まさしく感情に引っ張られる決断で私に相談依頼をしてきた方が何人かいらっしゃり、この土日の新規依頼はほぼ全てお断りしています
その中の1人は数ヶ月前にも依頼があり、予約確定後に連絡が取れなくなって結局相談をしていない人だったのですが改めて依頼がありました(相談をやめた人が再依頼してくる事はかなり多いので良くある事です)
ですが、前回連絡が取れなくなった事について一切言及がなかったので「連絡を返さないという事を長らくしていてしれっと再依頼はどうかと思います」という返信をしたところ、また返信が止まってしまい、その後別アカウントを2つも作って依頼してきたので3つのアカウント全てで今後の全相談をお断りしました
単に「当時は相談を進めるのが怖かったです」とか「こういう事情がありました」とか説明をしてちょっと謝罪すれば良いだけなのにその挨拶も出来ないというのは私が復縁に対して何か教えてあげる以前の問題だと思います
しかも感情に引っ張られてアカウントを2つも増やして依頼してくるというのは、ちょっと心配です
ちなみに連絡が取れなくなった人や相談を中断した人、やめた人もきちんとした説明があって礼儀がしっかりしていれば私は普通に相談を再受付します
もう1人の方は最初から「先生がいいんです、自分の考え方を変えて正しい方法を知って復縁したいです!」とかなり気合いが入った依頼をしてきており最も厳しい相談コースを希望してきていたのでそれに沿った案内をしていましたが、最後の最後のやり取りで(内容は言えませんが)かなりずれた回答をなさったので、「正しい方法を知りたいと仰っているのにその判断だと厳しいコースは難しいと思うのでカジュアル版に変更した方が良いと思いますよ」と返信したら「厳しいコースじゃないと意味がないので相談依頼をやめようと思います」と返信がきました
恐らく復縁したくてテンションが上がって頑張ろうと思って気合いを入れて依頼をしてきたのだと思いますが、お送りした文章自体をそもそもあまり読んでいないようでやり取りにズレが複数生じており、かなり感情に引っ張られていたのだと感じられます
そして元々7割以上の人をお断りしている厳しいコースなのでカジュアル版に促されるのはよくある事なのですが、どうしてもカジュアル版じゃ嫌だと相談自体を断ってくるというのは目的を見失って白黒思考(シロクロデビルの事ですね)になっている状態です
恐らくそういう感情に引っ張られて物事を決めるところがお別れの要因なんじゃないかな…と思うなど勝手にしました
そんな感じで、最近は相談への依頼も感情に引っ張られての依頼が多いと感じていて、半年前ぐらいからしっかり考えて依頼をしてくる人が減っています
しっかり考えている人は私への相談は復縁とか恋愛とかではなく自分のコミュニケーションや思考や感情を良くしていく(辛くならないようにしていく)コーチングだと分かっているので、家族や身の回りの人に佐藤への相談の事を話している人が多いんです
実際に復縁した子の何人かにも「彼に佐藤先生の事話しました」と復縁相手と答え合わせをしたという話しも何度かしてもらっています
人生の為に相談する、という程重い種類の相談だと思わなきゃいけないわけじゃないですが、先ほど書いたように「感情に引っ張られて相談を決めた」のか「ずっと必要だと思っていてしっかり日数をかけて相談するか決めた」のかは全く違うので信頼感も異なります
皆さんも自分が今からしようとしている意思決定が「感情に引っ張られているか?」はよく考えて行いましょう
そして、相手の言動も良く観察しましょう 感情っておっかないのよ、コロコロ意志を変える(感情が冷める)から🐘
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