Shortショート"別れたくなければ謝ってはいけない"
謝るという行為はネガティブなものです
人の顔色を窺い、気を使い、様子を見ながら生きている人がたくさんいるのはもちろん存じ上げておりますが、それでも、その中でも『謝る』という行為はうかつに行わない方が良いものです
もちろん、本当に自分に非がある場合に謝る事は重要です
誰かを待たせてしまった、手がぶつかってしまった、傷付けてしまった、こういった明確に謝った方が良いシーンでは逆に謝れない人はそれはそれで別の問題を抱えている事になると考えられます
なぜ謝らない方が良いか?
これは特に相手が男性脳の人や自責傾向の強い人が相手の場合に多い事なのですが
謝られると相手に罪悪感がチリツモるからです
そして段々、自分って毎回この人に謝られてるけど、毎回謝らせてるって事は自分がこの人の近くにいない方が良いんだな、と考えさせてしまうものなのです
(言語化してこの様に考えられる人は少ないと思いますが)
そこまでに至るにはそれなりに年月が必要な場合も、数ヶ月の場合もありますが謝ると相手を徐々に追い込みます
※これ実は本当に謝らないといけないい事が多発している時にも起きる事です
そしてもう1つ厄介だと感じているのは
頻繁に謝るクセがある人は相手に申し訳ないという気持ちよりも、自分を許して貰いたいという気持ちの方が強い点です
相手のためというより自分のために謝っている事が多いわけです
そうなると
自分と一緒にいると相手を謝らせてしまう、申し訳ないな合わないなと思ってる人
VS
自分を許して欲しい人
という構図になるので、自ずと合わないと思っている人が離れていく事になり許して欲しい人が悲しい思いをする事になりやすいです
この事ってかなり小さめなチリツモですが、結果が出る時には大きくなっている事が多く、だけど言語化される事が少ないのでお相手に別れの理由として告げられる事は殆ど無いと考えられます
よほど自己肯定感が高く、自分を俯瞰する事が出来、その上で言語化が上手なお相手で、これを別れ際に相手に伝える必要があると判断する人がいれば言ってくれる事もあるかもしれません
という事で、謝るという事がいかに人間関係に負の存在か、でした
出来るだけごめんなさいやすみませんは「ありがとう」に変換しましょう
真逆の言葉だと思いますが、多くの場合変換可能なはずですよ🐘