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個性がキラッと光る時

こんにちは!小学校教員のめぐみです。
今日は、昔にあった学校でのエピソードをお話しします。

数年前に学校で、とある行事に向けて、子供たちとダンスの練習をしていたときのこと。

みんなでダンス練習をしていたら、一人の子がとっても上手に踊っていたんです。
リズム感が良くて、細かい動きもちゃんと踊れてて。

「あー、あの子上手い!」
そう思った私は、すかさず「ダンスリーダーやってー!」と声をかけました。

その子は笑いながら首を振っていましたが、最後には前に出てきて踊ってくれました。
私に「ダンス上手いねぇ!」と言われて、嬉しそうでした。
みんなの動きを見て、細かい部分を「こうした方がいい。」とアドバイスしてくれました。

そして、見ていたら私も楽しくなってきたので、私まで一緒になって踊りました。

この出来事から考えたのは、個性がキラッと光る瞬間を捉えることの大切さについてです。

普段はあまり目立たない子でも、個性が光る瞬間ってありますよね。
明らかに他の子より輝いてる時とか。
夢中になって何かに取り組んでいる真剣な顔とか。

あー、輝いてるなぁ今。
そういう子供の瞬間を捉えて、すかさず声をかけられるのは、教員という仕事の醍醐味かもしれません。

それがダンスだったり、理科の実験だったり、運動会だったり、人によって色々ですが、色んな個性が輝ける場やチャンスを用意しておくのも、学校という場所の役割なのかなと思いました。

いくつかの尺度だけで評価するのではなく、様々な尺度をもっておくのが大切なのだと感じました。

子供たちの色々な個性がキラキラ光る瞬間に立ち会えるのは、とっても嬉しいです✨

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