習い事問題、再び。
こんにちは、めぐみです。
今日は、親御さんなら誰もが悩む(のかな?)、子供の習い事問題について書いてみます。
実は以前にも、習い事に関する記事を書いてました。
今回はこの延長線上にある内容です。
興味のある方はこちらも是非。↓
プールがいや!
息子は今小学1年生ですが、習い事のプールを絶賛嫌がり中です。
前にもあったのですが、最近また再燃していて、毎回行く前になると「いやだ!やめる!行かない!」と言い張って怒ります。
思うように泳げなかったり、水の中での息の仕方に慣れていなかったり、色々ともどかしいみたい。
特に今練習しているバタ足が上手くできず、苦手意識がある様子。
行けば行ったなりに楽しいものの、行く前はとっても嫌そうにします。
あまりに「やめるやめる」と言うので、「そんなにやめたいの?やめて何するの?試しに体操教室でも行ってみる?」
と私が言うと、
「うん、行く。」
とのこと。
そこで、ものは試しだと思い、体操教室の体験に行ってきました。
すると、息子の大好きな風船やボールを使った運動をしたり、2人ペアになって飛んだり走ったり、とっても楽しそうな様子。
息子は体験が終わるなり「プールやめて体操にする!」
と私に言いました。
うーむ...。
私はそこで、悩んでしまいました。
確かに、体操教室では息子の好きな運動がたくさんあるし、水中ではないので苦しくない。
友達とのコミュニケーションもプールよりも多くて楽しそうだった。
でもだからといって、簡単にプールをやめていいものなのか?
私は、それはちょっと違うなと思いました。
そこで、体操教室から帰る車の中で、息子に話をしました。
できるようになる前にやめてしまうことのリスク
「プールは、バタ足が苦手なんだよね?だからちょっと辛いなって思うんだよね。
確かに苦手なことを続けるのはしんどいよね。
でもさ、プールを今やめちゃったら、もしかしたらあとちょっとでバタ足ができるようになったかもしれないのに、できないままやめちゃうことにならない?」
「ピタゴラスイッチだって、55回目でやっと成功したやつ、あったでしょ?
もし30回や40回でやめていたら、続ければ55回目でできたはずのに、できないまま終わっちゃうよね。
プールだって同じじゃないかな?」
「多分今は、ピタゴラスイッチでいうと、30回とか40回のところにいるんだよ。
あとどれくらいか分からないけど、諦めないで続ければ、いつか絶対できるようになるんだよ。」
「でも今やめちゃったら、後から思い出した時に、『苦手だからやめたんだ。できるようになるまで続けなかったんだよな。』って思うんじゃない?
プールは苦手っていう思いのまま、モヤモヤした気持ちのままになっちゃうんじゃない?」
息子は、「そうだと思う。」と。
「だから、やめるにしても、『ここまでは頑張る』っていう自分なりの目標を決めて、そこまで頑張ってやめたらどうかな?
例えば、『バタ足ができるようになったらやめる』とか。
そうしたら後で思い出した時も、『苦手だったけどバタ足ができるようになるまで頑張った。』って、自信になるんじゃない?」
息子は同意してくれました。
そこで私は息子に、「どこまで頑張るか、自分で考えてごらん。」
と言いました。
息子は「どこまで頑張ったらいい?プール続けた方がいい?」と聞いてきました。
でも私は、「やるのは私じゃないから、続けた方がいいかどうかは、自分で考えて決めてごらん。」と言いました。
小さいうちから自分のことを自分で考えて自分で決める、という力を養いたかったのです。
クロールができるようになったらやめる
次の日息子は私に、「決めたよ。クロールができるようになったらやめるよ。」と言いました。
クロールか!私はちょっと驚きました。
その案は、昨日の話し合いでは出なかったからです。
「どうしてクロールなの?」と聞くと、
「バタ足ができれば、クロールはもうちょっとでしょ?」と息子。
どうやらクロールまではできるようになりたいらしい。
「わかったよ。じゃあ、クロールまで頑張ろうね。
そして、そこまで頑張るって決めたんだから、これからは『プールやだ。行かない。』とかは言わないんだよ。」
そう伝えました。
果たして息子は、クロールができるようになるまで続けられるのでしょうか。
そして、決めたことを守れるのでしょうか。
それはわかりません。
今回の私の話し合いの仕方が正しかったのかも分からないし、今すぐプールをやめて体操に変えるという選択肢もアリだったのかもしれません。
私の考えとしては、苦手なものに苦しみながら取り組むよりも、好きなことを楽しみながらやる方がいい、という考えもあるから。
でも、苦手なものに対して向き合ってみる、ということも必要かなと思ったので、今回はこんなふうに話し合ってみました。
体操教室に行くのか、行くならいつから行くのかについても、まだ決まってないので今後の話し合い次第です。
それにしても、習い事って本当にやめ時が難しくないですか?
失敗経験のようになってほしくないし、短くてもやって良かったと思える経験にしてほしいから。
皆さんはどんなふうにしているか、もし良ければ教えてください。