『劇的に運が良くなるお経』読書感想
『劇的に運が良くなるお経』著者:立花大敬
本書は、般若心経と延命十句観音経の2つのお経を唱えることで、運が良くなり、願望が成就し、魂が進化して、悟り仏になれると説くものである。
般若心経は、600巻もある経典のエッセンスを短くまとめたものである。
空海は「心」を「いのちの機能として所有している心」と解釈した。したがって、般若心経は、心による思いの実現法のテキストであり、唱えることによって、願望が成就する現実が周囲に現れ始めるという。
延命十句観音経は、江戸時代の白隠禅師が広めたもので、観音菩薩は慈悲(愛)の面を担当している。叶えたい目標が目前にはっきりしている時に有効であるという。
著者は、これらのお経を唱えることによって、魂を進化させ、悟り、仏になると述べる。
感想
私は、本書を読んで、お経の持つ可能性について考えさせられた。
お経は、本来、一般民衆のためのものであり、現世利益につながるものであった。しかし、現代日本では、僧侶が代わりに唱え、金儲けの手段になっている。
仏教は論理的であり、現代的に解釈し、システムマチックにすることで、現代でも役に立つと思う。お経は、単に唱えるだけでなく、その意味を理解し、実践することで、私たちの人生を豊かにしてくれるものである。
私は、本書を参考に、般若心経と延命十句観音経を唱えることを決意した。
これらのお経を唱えることで、運が良くなり、願望が成就し、魂が進化して、悟り、仏になれると信じたい。
本書は、お経の持つ可能性について、論理的かつ具体的に説いたものである。
著者の熱意が伝わり、私も、お経の力を信じ、実践してみたいという気持ちになった。
以下に、本書の具体的な感想を述べる。
般若心経の解釈は、今まで読んだ仏教の本とは違い、興味深く、納得できた。
延命十句観音経の効能は、魅力的である。
著者の熱意は、具体的で分かりやすく、感動的である。
私は、本書をきっかけに、お経の学びを深め、実践していきたいと考えている。