① フランスで衣装家をすると言うこと。
フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。
舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。
思い出しつつゆっくりと綴っています。
なぜ今noteなのか。
SNSで世界中にエンターテイメント界の繋がりができてみて、初めてブログでは仕事については何も伝えていないと気がつき、遅ればせながらクリエーター系の友人知人からずっとおすすめされていたnoteを始めることといたしました。
ギリギリ一粒万倍日以内、間に合いました!笑
舞台衣装家を意識し出したきっかけ
ずーっと以前にキャッツの初演を観て以来、ミュージカルが大好きで、レミゼラブルの初演のチケット買うために頑張ってバイトをしたり、開演の早い舞台を観る為に、残業を恐れて有給取ったりしていた日本での観劇人生。
ファッションショーのお仕事に来たパリで、お休み時間に観た舞台。
幕後に出会った舞台衣装家さん。
衣装ってお仕事になるんだ!と気づいた瞬間でした。(遅い)
私が作りたかった“一点もの”と言ったら、それまではオートクチュールだと思い込んでいた節がありましたが、舞台衣装だって一点もの!しかも、大好きな舞台のお仕事!
もう、これはそっちに行くしかないね、と言うことで、どうやったら衣装家になれるのか、インターネットもまだない時代に色々と調べて行くことになったのでした。