私の生い立ち～すべては私の鏡3～

父のアルコール依存症、DVは父の老いとともに少なくなっていきました。

肺気腫を患い、酸素が離せない生活になり、以前のような勢いはなくなっていきました。

父は、東日本震災の年の５月３１日に亡くなりました。私の誕生日の前日に…

父が息を引き取る直前に、私は「父さんの子どもで良かった」と伝えることができました。

その言葉は、心の奥底から出てきた言葉でした。

涙が止めどなく溢れ、父との長い日々を穏やかに終えました。

母は、父の後を追うように年明け２月に亡くなりました。

私の人生は壮絶だったと思います。

良くここまで生きてこれたなと…

人は、生まれる前にこの親の元に生まれようと決めてくるという話を聞いたことがあります。

私は、この父と母の元に生まれようと決めてきました。

親を心底憎む人はいません。

心の奥底では愛しているのです。

葛藤を抱えながら自分の葛藤と共に生きているのです。

どんな家庭環境でも自分が生きたいと思う方を選び、生きていくことはできます。

今、自分の生い立ちを恨んでいるのであれば、自分は「どう生きたいか」を考えてみてください。

私たち人間は、常に幸せを求め生きています。

それは、どんな環境でも可能なんです。

自分が何を選択するかです。

私は、今、

この両親の元に生まれたことに心から感謝しています。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

今後は、ココロについて書いていきますね。