MBA受験の全体像(出願校・スケジュール)
今回から、MBA受験におけるIELTS・GMATのスコアメイク、カウンセラーの選定、エッセイ、インタビュー練習等々について書いていきますが、まずは全体像を振り返っていきたいと思います。
特に、スコアメイクは純ジャパ・独学の割には順調に進められたため、後続の記事で詳細に述べたいと思います。
出願校
すべてRound 1
Admitted:Stanford MSx・Columbia Business School(J-term)
Waitlisted:London Business School
※12/11時点、MIT Sloan Fellows結果待ち
全体スケジュール
私は「この学校のMBAに絶対に行こう」と思って勉強を始めたわけではありませんでした。
「IELTSである程度のスコアが取れたらGMATも受けよう」「GMATの点数次第で、MBA受験を考えよう」といったように、スコア結果を見て徐々に出願先を検討していきました。
線表でまとめると味気ないですが、仕事をしながらのMBA受験、特にスコアメイクとインタビュー練習は相当にきつかったです。
日本語英語問わず読解力の弱い私はGMATのVerbalが特に嫌いで、Reading Comprehensionの天文学やら生物学やらの話は当初「何が分からないのか分からない」レベルで正答率20%程度。
「これじゃどこにも受からない」と落ち込みました。。
また、英語のSpeakingスキルに自信がなく、インタビュー練習は何度やっても不安が拭えませんでした。
時系列振り返り
私のMBAスケジュールは、IELTS→GMAT→エッセイ→インタビュー、と比較的標準的な流れだと思います。
6月にアプライしたCBSのJ-term(1月入学)が通常の出願スケジュールよりも早く、その点のみイレギュラーです。
Phase 1: 一人で黙々と勉強
2023年4月~9月:
同年3月にCertified Internal Auditorの受験を終え、ぼんやりと関心のあったMBAを考え始める
AGOSの無料オンラインセミナーに参加し、どうやらIELTS/TOEFL、GMAT/GRE、というものが必要らしい、と把握
「IELTSの勉強をすれば、MBA受験に失敗しても英語力だけは伸びるしいいか」と思い勉強開始
3回受験し、9月初旬にOverall7.5が取れたので一旦IELTSは完了と判断
2023年10月~2024年3月:
独学でGMAT Focusの勉強開始
12月、公式のFull Practice Examを初めて解いて555点で惨敗
中だるみ&やさぐれで海外と国内温泉に旅行
気を取り直して勉強し、3月中旬に675点取得
Phase 2: カウンセラーとのアプリケーション準備
2024年3月~5月:
江戸義塾、Elite Essays、AGOSからカウンセラーを検討。Elite Essaysに決定(その後後悔)
Elite Essaysとレジュメ&コアエッセイ(Why MBA、Leadership experience等)作成開始
Top30の各学校のオンラインセミナーに1回ずつ参加
上記で興味があった先は卒業生・在校生とのコーヒーチャットを実施
関心の高い学校はイベントに時間が許す限り参加
(これは学校数を少しずつ絞りながら、受験終了まで継続)学校の選択軸を明確にし、出願戦略を9割方決定
(Round 1で何校出すか、どこに出すか等)
2024年6月~7月:
CBSのJ-termのエッセイ・Application準備、インタビュー練習
CBS合格。デポジット支払い。一安心しだらける
2024年8月~9月:
Stanford MSx、MIT Sloan Fellows、LBSのエッセイ準備
1校受かっている安心感から引き続きだらけており、気を引き締めるためにもキャンパスビジットに行くこととした
8/31の夜にLBSのアプリケーションを提出し、翌日から渡米。
Stanford、MIT、Columbiaのキャンパスを訪問
Phase 3: カウンセラー・他受験生とのインタビュー練習
2024年10月~12月:
各校のエッセイ作成・アプリケーション提出を完了
ひたすらに面接練習実施(Elite Essays、Jessica、他の受験生)
特に、他の受験生とは江戸義塾経由で知り合いになり、交代で面接官をしながら何度も面接練習を実施(とても有益でした)
2回目のCBSのDeposit支払
インタビューがすべて終わり、合格を祈る毎日
まとめ
全体の大きな流れは伝わりましたでしょうか。。
”MBA受験”というプロジェクトは、黙々とスコアメイクに取り組むフェーズ、カウンセラーとエッセイの壁打ちをするフェーズ、他の受験生とインタビューの練習を重ねるフェーズ等、それぞれでコミュニケーションの相手やタスクの性質が大きく変わるのが特徴的だと感じました。
一つ一つのスコアメイク、エッセイ、インタビュー等の要素については後続の記事で扱っていきますが、少しでも全体感が伝われば幸いです。