私のいない世界
無条件の愛
『無条件の愛』って
スピリチュアルではよく聞く言葉。
すでに無条件の愛の中にいるとか、
無条件の愛で受け入れましょうとか、
無条件の愛を受け取りましょうとか、
様々な言い回しで、
当たり前のように言われている。
自分(私)にとっては、すごく魅力的な言葉。
だから、
欲しいと思うし、
そうでありたいと思し、
そうであろうとする。
だけどね、、、。
『無条件の愛』って言うけれど、
それは、
はじめから、
条件付きの無条件の愛なんだよ。
自分(私)に都合のいい、無条件の愛。
これに、自分(私)は気付けない。
それらが、ダメなわけじゃない。
ただそこで、起きているってだけのこと。
そこに、、、
無条件の愛の中にいる誰かはいないし、
無条件の愛を受け入れる誰かはいないし、
無条件の愛を受け取れる誰かもいない。
そして与えられる誰かもいない。
そもそも、
はじめから自分(私)には
無条件の愛を知り得ることはできない。
愛を知らないから、愛を知りたがる。
それがすでに愛なのにね。
全てはここで起きていて、
同時に何も起きていない。
愛そのもの。