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なぜか気が合う人と繋がれる機会が続いたのは何かを手放せたからかもしれない

タイ チェンマイ在住のmegです
あっという間のSeptember 今年も残り4ヶ月!

パパリーマンの駐在に子ども4人と共に帯同して1年半
今でこそ自分が居心地のいいところをみつけて暮らせていますが
はじめの半年くらいは日本での生活とは違いすぎる人間関係の構図に
なんだかソワソワ、ザワザワと過ごしていたなと思います
そんな私がどうにかこうにかここまでこられたのは
日本での仕事を続けられて(雇用形態などは変わりましたが)、
パソコンを開けばいつもの仲間がいたから
振り返ってもこのチェンマイ生活立ち上げ時期が
自分の仕事も子どもたちのケアも大変ではあったのですが
いつものみんながいてくれたことで頑張ってこられました

とはいえやはり現地のリアルな出会いもとても大事なものです
最近はなんだかいい出会いが続いていて
チェンマイで"暮らす"ということができてきたなと感じます
いろんなことに慣れてきて一周したのもあり
新たな出会いが続くタイミングなのかなと思いますが
そう思うとこれは手放したなという3つに気づいたので
今回はそれについて書いてみます


1 : 仕事での不必要だった頑固さ

これが一番言語化できないのですが
仕事に対する謎のこだわりを捨てられたと思っています
やる気がなくなった訳でも
サボりたい訳でも全くないのですが
「こういう風にみられていたい」みたいなものが
ふわっとなくなった感覚があります
日本での仕事をそのまま続けていたので
タイからのフルオンラインでも
日本の時と変わらないアウトプットを出したい
という思いが強かったのですが
本当につい最近になってから
タイにいるんだから、
チェンマイで暮らしているんだから、
そこで感じている自分の気持ちにもっと素直になろうと思っています
なんというか…仕事以外の自分の成長が大きい実感があるので
仕事での不必要な頑固さみたいなものが手放せた感覚です

これができてから初挑戦の分野のPJに参加したり
やってみたい業務が舞い込んできたり
仕事でもいい出会いがあったりしました

あと最近は親しいメンバーの転職が続いたのですが
さみしいけれど他でも繋がっているので
これからの人生を共有していろんな話をしていきたいなと
関係性の変化がとてもポジティブで
私の原動力にもなってくれていて
これも一つのいい機会だなと感じています

2 : 中学英語だから伝わらないよなと思うビビりメンタル

英語が上達したわけではないです
でもメンタルは確実に変わったと思います
気持ちが変わると話しかけられることが増えた実感があります
これが最近のチェンマイでのいろんな国のパパママとの良い出会いを
引き寄せる一番の要因かなと思っています

私は自慢じゃないですがとっさの会話が全く出てきません
なんとなく聞き取れるのでYes/Noの返事ならできるけど
自分の気持ちや、もっと説明を文章で伝えたいなと思う、そこが出てこない
子どもたちはどんどん英語も中国語も吸収して
そして怖がらずに使っていくからまた伸びる
それに対して私は日々英語の時間は取っていて
ちょっとできたかなと思っては
カフェやお店でも聞き取れずに打ちのめされる、
そんな英語ライフです

でもこの8月から子どもたちは新しいインター校に転校し
日本人がほぼいない環境に飛び込みました
今までは日本人のお友だちがたくさんいる学校だったので
日本語で話す機会もたくさんありましたが
今ではずっと英語(そして中国語も飛び交っているそう)
そこに3週間通っている彼らの成長が著しく
語学力としてもそうですが、それにより得た自信で
いろんなことに積極的に取り組んでいるなと感じます
そこの変化に感動したし、感化されて
ビビり倒していたら私はいつまでも変わらないなと思い
自分は英語はできません弱々メンタルを捨てました

今では出川イングリッシュだけど話したいですオーラを
全面に出していると思います
夏休み明けのサッカーで久々に会ったパパママたちに
久しぶり!夏休みはどうしていたの?
と話しかけてもらい、得意の出川イングリッシュで会話しました
一回やってみるといけるもんだなと思うもので
そこからもなんとかやっています
相手も聞き取りやすく話してくれるので(みんな優しい…)
今日も私は頑張れいて、いい先生にも出会ったので
ちょっとずつ出川イングリッシュ卒業してやる!
補足 : 出川イングリッシュ大尊敬なのであのコミュ力はもっともっと盗んだ上で簡単な単語でもいいから日本語挟まず話せる=卒業(レベル低w)

子どもたちがサッカーの合間に行き始めたスケボーでも世界がまた少し広がった

3 : 駐在コミュニティ、日本人コミュニティとの"距離感はこうあるべきだ"

引っ越してきてすぐは

子どもの学校も一緒
住んでいるコンドミニアムも一緒
夫の会社も一緒

というコミュニティしか属せていなかったので
日本語で言語の壁がなくてありがたかった反面
日本人だから仲良くしなくては…
子ども同士も大人もつながっていなくては…と、
うまくやろうマインドに押し潰されていました
初めての駐在帯同、初めての海外生活
家族以外はじめましての人しかいない環境
なんだかうまい距離感を掴めないでいました
バンコクと違い、チェンマイの日本人コミュニティは小さく
更にその中の駐在ファミリーとしか関わりがなかったので
その中で関係性にザワザワしていたと思います

ただ私は仕事を続けていたので
平日の昼間のランチ会などはほぼ行けず
急いで人間関係を築くことをしてきませんでした
周りの駐在ファミリーを全く気にしなかったかというと嘘になり
どんどん仲良くなっていく周辺事情は多少は気にはなりましたが
目の前にやるべき仕事もあったので
私は私のペースでいくしか選択肢がありませんでした
そのことは私にとってはよかったと思います
結局気が合う人、家族にはどこかで出会えると思うので
焦ってすぐに会う必要もなく
今振り返ればそのうちどこかで出会えた、
というパターンが多かったです

そしてチェンマイには駐在ファミリーだけではなく、
移住で住んでいる日本人ももちろんたくさんいます
子どもがいたりいなかったり
年齢だって色々です
チェンマイはノマドワーカーの聖地だけあり
世界中からいろんな国の人が来て暮らしています

SNSで繋がった駐在ではなくチェンマイに住んでいる日本人の方々とは
チェンマイが気に入っているという共通の感覚があり
年齢や職業など関係なくフラットな感じで心地いいです

そして子どもの学校やサッカー、飲食店などで繋がることのできた
世界中からチェンマイに集まっているさまざまな人たち
色々なバックグラウンドの人たちの中から
仲良くなるファミリーを探せる
ここに辿り着いてからとても世界が広がりました
日本人コミュニティの外の方が、お互いが違いすぎる前提で
素直に自分も出せるし聞けるので楽だな!と思ったりもします
(語学は頑張らなくてはだけど)

駐在コミュニティしか知らなかった時
そしてその中での関係性に気をつかっていた時
「こうあった方がいい」「こうあるべきだ」
が私の中にも気付かぬうちにたくさんあったと思います
私は私の居心地のいい距離感、関係性でいく
としっかり思えてから本当に気持ちが楽だし
いい出会いが続いています


日本でそのまま暮らしていたら
1年間でこんなに新たな出会いを重ねることはなかったと思います
大人になってからのこんな出会いはすごくありがたいことだけれど
同時に、悩みの原因になってしまうこともたくさん
(人間の悩みの9割が対人関係だとよく見ますし)
異国の地で、心身ともに健やかに、楽しく暮らしていくには
この辺り乗り越える必要があったと思うので
私には必要な一年半だった気もしています
やっと自分に合ったスタイルを手に入れられたのかな
これからもステキな出会いと、自分自身を大事にしていきたいです


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