【孤独が限界】ミャンマーから地方移住。つらくて泣いた日。 後編
ミャンマー人男性と結婚しミャンマーへ移住。現在は日本在住のちゃみです。
2021年ミャンマーから帰国し、現在。
現在、私がいるのは縁もゆかりもない中国地方です。
何なら来たこともありませんでした。
絶望の淵で見つけた出来事
友達なしコネなし縁なしのないない尽くしの地方暮らしが始まりました。
某県の地方都市に就職のためミャンマーから来た見知らぬ土地。
絶望の中、どうにか夫の配偶者ビザを申請し毎日をごまかしながら生きていました。
そんな中ふとネットで見つけた「移住機構」のサイト。
ここにアクセスすると、今度移住者を目指す人達のZOOM交流会があるとのことでした。私はすでに移住者ですが、すでに移住した者でも参加していいと書かれていたので申し込んでみました。無事に申し込みは終了。
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この人の前で私は泣いた
休みのある日、お昼時に電話が。その時車で郵便局に行って用事を済ませ、ちょうど乗り込んだときでした。
見知らぬ電話番号でしたが出てみると女性の声。
「〇〇移住機構の~・・・」と聞こえました。
この電話は先日申し込んだ移住機構の方からでした。
申込ありがとうございます。といった話もほどほどに、私が事前アンケートに書いたことについて聞かれました。
「どうしてここへ移住しましたか」
「前はミャンマーにいたんですよね」
「どこかお店とかいろいろ行きましたか」
そんな風にいろいろと今の私について聞いてくれました。
それについて私は今の状況について話して、それをくり返すうちに最後に
「いろいろ不安でしたよね」
そう言われた瞬間私は泣きました。暑い日で、汗をかきながら思わず涙がこぼれました。
この地で私の存在を気にしてくれる人が一人でもいたんだと。そんな気になりました。自分の存在を明らかにしてくれる人がいるんだって。
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少しづつ
この申し込んだZOOM交流会はまだ行われていません。来週参加します。
あの時の電話で、間違いなく気持ちはラクになりました。
今すぐ状況は変わるわけではないけれど、できることから、すこしづつ行動をしていこうと思います。
今こうやって夫の来日を待ちつつ、すこしづつ地域のことも知りたいし、知り合いだってほしい。楽しいことだって、ワクワクすることだって少しはしたい。一人好きだけど、でもお茶飲む友達くらいはほしい。そんなことを思います。でも焦らないし、過度な期待もしないように。そうやって保っている気がします。
ここでもまたミャンマーのこと、書いていきたいと思います。