異常気象が通常気象になってる気がする
毎年のように聞く異常気象という言葉。
暑さもゲリラ豪雨も大きな台風も異常でなく、当たり前のようになってきていて、怖いものがあります。
気象に関してはこの方「くろみ庵さん」
異常気象について書かれています。
日本損害保険協会の調査によると、自然災害の支払額TOPは風水害だそうです。
毎年のように出る被害額を累計すると、東日本大震災津波の保険金額より大きいのだそうです。
今後火災保険料に水害リスクが反映されるようになるそうです。
私の実家は集中豪雨で水没したことがあります。
その頃はまだ添乗員でした。
帰国したら「家族は皆無事」とメールが入っていてビックリでした。
町はこんな感じだったようです。
(国土交通省保管の写真より)
入っている仕事を変更できず、実家に帰ったのが災害1ヶ月後。
市内に入ると匂いが鼻にツーンときました。
グランドや競馬場には、浸水でダメになった家具がヘドロまみれで捨てられていました。
1ヶ月経っているけど、家はまだ片付いるとは程遠い状況。
やっと家に布団が敷けるようになり、避難所から家へ帰って来たレベルでした。
汚れがまだ取れてない壁や床。
買い替えたテレビや冷蔵庫、洗濯機だけがピカピカしてました。
床上浸水1.5m。
1階は全壊扱い。
この時1階に置いてあったものは全滅。
祖母の遺した着物も 私のアルバムも、この時に全部ゴミとなりました。
復興作業がちょうどアテネオリンピックの最中。
昼間は片付けをして、夜はテレビで応援の毎日。
実家は古い家だったので畳や床を上げて乾かすことが出来たけど、床暖房の家はそれが出来ないのでもっと大変だったようです。
拭いても拭いても床の目地から出てくる土にうんざりしながら、エアコンもない中で汗だくで掃除していました。
東京に戻ってから、24時間テレビで募金活動をしてくれているのを見ました。
でも……、
結局、市から給付されたお金って…領収書引き換えで確か20万円 (?) だけ。
あの募金は一体どこに行ったのでしょう。
その年の秋に中越地震。
幸いなことに地割れは隣の市まででした。
水害で地盤が緩んでいるところが、地割れしたら被害が相当出たと思います。
地球温暖化の問題、環境破壊の問題…これ以上ひどくなる前に何とか食い止めないと!
そのためには1人1人の意識が大切。
人間も自然の一部であることを思い出して、
小さな出来ることから始めたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡