フィルム写真が好きな理由
ずっと書きたかった記事。一旦下書きに保存していたものをようやくアップできた。
写真を撮る事が好きだ。スマホの普及によって写真を撮る人口は以前より増えていると思う。誰でも気軽に写真を撮れる時代。SNSを開けば、たくさんの素敵な写真をすぐ見る事が出来る。写真を見る事も好きな私にとって、良い時代だなぁと思う。元写真屋店員としては、写真を撮る事が好きな人が増える事は凄く嬉しい。
私には普段持ち歩いているカメラがある。仕事に行くときも、休日おでかけをする時も、何処に行くにでも一緒。そのカメラは「NATURA CLASSICA」
このカメラは、デジタルカメラではなくフィルムカメラ。デジタルのご時世にフィルム?そうです、フィルム。
フィルムで撮るという事は、スマホやデジタルカメラで撮るのとは違い現像するまで見れない。失敗もたくさんある。しかし、ピントがあってなかったりブレていたり失敗だなぁと思った写真も、実は愛おしく感じている。たぶん、容量さえあれば何枚でも撮れるスマホやデジタルカメラとは違い、一枚一枚をより大切にシャッターを切っているからかもしれない。あと、現像するまでのワクワク感。これが何者にも変え難い。
フィルムカメラで写真を撮り始めたのは確か19歳の頃だった。当時、トイカメラブームが来ていた。高校生の頃にブログで知り合ったお姉さんが使用していた可愛いトイカメラが忘れられず。ヴィレヴァンで販売されていたのを見つけ『あのカメラだ!』とテンションがあがり購入。
それが『にゃーにゃーHOLGA』というカメラ。
私が持っていたのは『しろねこHOLGA』という色違いバージョン。見た目の可愛さと、猫の鳴き声がするボタンがカメラに付いているというなんともまぁ面白いカメラだった。
その次に出会ったのが『Vivitar ultra wide & slim Black Slim Devil 』というカメラ。
今は壊れてしまってもう手元にはないんだけど、このカメラでフィルムカメラ沼に落ちた思い出のカメラだ。
この子は姉妹版が何種類か出ていて、どれも見た目が可愛くてツボをついてくる。写りもトイカメラならではの面白い写りで、撮る時も現像仕上がってきた時楽しくて仕方ない。
姉妹版の一つである『クローバーさん』というtoycameraのムック本の付録でついてきたカメラは今も愛用中だ。
数年前に発売されたもののため、今は売り切れだけど、こんなカメラなんだ!と知って貰えるとうれしい。
もちろんフィルムカメラだけでなく、スマホやデジタルカメラでも写真は撮る。気軽に何枚も撮れるのはやはり魅力的だし、すぐ写真が確認できるのはありがたいし、家族や友達にすぐ写真を送れるのもありがたい。しかしこれからも私はフィルムで写真を撮り続ける。どんなにカメラアプリのフィルターが出ても、フィルムでしか出せない色があるから。
次はどんな撮りたいものに出会えるかな。とても楽しみだ。
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いろんなフィルムを使って写真が撮りたいです。美味しいご飯も食べたいです。