「私怖いって言われるのよねえ」という人の怖さはこっちが許さないとだめ?
休職を経て9か月ぶりの会社復帰。しかもその間に転勤したのでガチのオフィス初出勤。
同期は「優しい人たちしかおらんから~」と言っており、自身もなんだかんだ顔と名前の一致する上司も数名いる本社だし、先輩方が皆素晴らしく優しいのは把握していた。
なのであまり緊張せずにフロアに入ったのだが…
全く知らん細身の高身長女性がいきなり「〇〇です。はい、カバン置いたらあっちで話しましょう(真顔)。●●(直上司)と▲▲(先輩)も。」と、有無を言わさず!といった圧で命令してきました。誰だよこのオバハン。
結果、そのこええ女性は編集局長というその本社の報道のトップでした、、、。
私は9か月ニートさせてもらって、部長までとしか連絡取ってなかったんです。その部長が、私が復帰する日に限って体調不良で欠勤していて、代打で仕切ってくれたんですね。
でもそんなこと知らないですから、なんなら肩書すら知らないですから、無鉄砲タイプの私は「てか、何してるのか肩書き聞いていいすか?」という問いが喉まで出かけておりました(あぶねえ)。
女性で編集局長。本来なら私たち女性記者の希望の光というべき存在だと思います。でも、復職し会社に入ってきて1、2分の若手に真顔で強い圧で話しかけてきて…まじ、私の中の藤井風が何なんwでした。
初出勤終了後、心配してくれた同期と会話して、局長の話になりました。
彼女もその人とサシでご飯に行くまでは恐れまくっていて食事前もブルブルしてたとのこと。
「でもな、話したらめっちゃ優しくて。話し方が怖いだけなの。『私、いつも怖いとか圧が強いとか関西弁が~とか言われるのよね』って本人も言ってた!とにかく本当は優しい人!(私:めげげ)のことも心配してたよ」
は!?あの口調で?心配してた?
なら普通「駅からオフィスまで遠かったよねえ」とか「わかりずらかった?」とかないのか。心配してましたよ、を伝える言葉なんてなんぼでもあるじゃないか。それこそ我々は言葉を使う仕事なのに、なーにが「怖がられちゃう」だよ…と、私は思ってしまった。局長だからこそ、口調ぐらいいくらでも変えられる年齢や経験をお持ちでしょう。
私は小学生のころに「だまってると怖いけど話すと面白いね」と言われた経験から、私の真顔って怖いんだ、と自覚し、キャラは自分で発信して創るものと思うようになりました。話しかけ方なんて、考えれば相手別に何パターンも出てくる、と意識して今日まで生きてきました。コミュニケーション力は別におしゃべりがうまいことではありませんが、「私、人見知りなんです」とかも、正直大人が言ってると、内心「はあ?それ通じるの学生時代まででしょ。社会人になった以上、言い訳しないでくれ」と思ってしまいます。(本当に話すことが苦手な方には申し訳ありません)。
ひとつ前の記事で書いた男性が、私からこの話を聞いて「マスコミという特に男社会が強いところでその立場まで行ったということは、その過程でそういう圧を持たざるを得なかったんじゃない?」と至極全うな指摘をくれ、私の溜飲は下がりました。
次いつ優しくしてくれるんだろう?笑
気い遣いの私かつ気の強い私としては、いつ優しくなってくれるのか見ものですが、復帰でいっぱいいっぱいなので正直あまり話したくなくなってしまいましたね、、、。
いや、休職中に「人には寛容に適度に無関心に、とにかく自分を一番に」と何度も自分に言い聞かせてここまで来たので、無関心、目標にします。